6年生 修学旅行 vol.7 (2015年度)

2015年6月16日

 修学旅行、三日目の様子です。

 三日目は、タクシー班別行動がはじまります。タクシー班別行動では、チェックポイントとなる「金閣」「清水寺」の二カ所は必ずまわり、そのほかに行く場所をグループのメンバーで決めます。今年は、銀閣、二条城、北野天満宮、伏見稲荷神社あたりに人気が集まっています。また、昼食やお土産探しなどが、子どもたちの最大の楽しみです。

 タクシー班別行動では、タクシーの運転手さんが最大の味方です。お寺などで解説をしてくれたり、おすすめのスポットを紹介してくれたりします。一日にわたり一緒に行動するので、絆ができ、別れの瞬間はさみしさを感じさせます。どんな一日を過ごしたのでしょうか。

「金閣寺は金色に輝いていて、とてもきれいでした。二条城は、大きくてすごかったです。清水寺は遠くまで見えて、きれいでした。銀閣寺は雨が降っていましたが、とてもきれいでした。タクシードライバーの方は面白くて、とても楽しかったです。」

「印象に残ったのは、金閣寺のまつのふねと、金閣寺の足利義満の仏像としゃか如来像です。足利義満は、金閣寺を造ったというのですごいなと思いました。そんな足利義満を少しだけそんけいします。私は足利義満みたいになってみたいなと思いました。」

「八坂神社では舞妓さんが見られなかったのが、ざんねんです。一番印象に残った場所は、二条城です。二条城の中には、音声の説明がありました。また再現がいっぱいありました。金閣、銀閣、清水、平安神宮、二条城に行きました。金閣寺では、金ピカなお寺を見て写真をとって、銀閣では、普だんは見られない銀閣の中の建物を見られました。清水寺では有名な舞台にのりました。二年坂で、私と友達がすべってつまずいてしまい、あと二年でなくなってしまう…とびっくりしました。」

「鈴虫寺で、じゅうしょくさんが、いろいろ大切なことをおしえてくれて、すごく楽しかったです。落語家みたいな、じゅうしょくさんが、大切な言葉を教えてくれました。その言葉は、『素磨歩(スマホ)*1』です。そして、もう一つおしえてくれたのが、『いつでも、どこもでも、ソフトバンクの心を持っていれば、自分の中でえいゆうになる』です。」
*1素はありのまま、磨は自分を磨く、歩は歩くという意味らしい。

「印象に残ったところは、金閣寺です。思ったよりも大きかったです。それから、すこし横のところにあった、陸舟の松も大きくてびっくりしました。タクシーの運転手さんはEさんでした。私は、できるだけめいわくをかけないように気をつかっていたのですこしつかれました。昼食は、よていではなかった京都大学の学食で食べました。お金も安くすみ、よかったです。楽しかったです。」

 一日目と二日目は、ときどき小雨がぱらつく程度ですみました。もっとも心配だった三日目は、午前中は降らず午後の遅い時間になって本降りとなってしましました。それでも、タクシーの運転手さんと協力してほぼ予定通りに見学をすることができたようです。雨の中の京都散策も風流であったかもしれません。

 子どもたちの学習ノートを見ると、さまざまなエピソードがありました。一人ひとり学ぶことがたくさんあったことと思います。記憶に残る、一日だったことでしょう。