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学びBlog

2015 3年生 海の学校 No.3

2015年7月23日

 江ノ島には、波が高くても安全に海の生き物を観察できる場所があります。それが「サザエ島のタイドプール*1」。コンクリートで四方が固められ、数カ所から海水を引き込んでいます。海水の入口には扉があり、波がきても必要以上に入らないような仕組みになっています。

 人工的に作られた環境ですから、自然のタイドプールと比べれば、生き物の種類や数は少ないです。しかし、高波などの危険からは守られており、今回のような天候で、安全に観察できる貴重な場所です。

 子どもたちは、濡れてもよい格好に着替え、サザエ島で活動をはじめました。

 まず、小池さんからレクチャーを受けました。どのようなところに生き物がいるのか、考えながら探してみることや、生き物が動き出すまでじーっと見ることがポイントとのこと。そして、磯観察がスタート。子どもたちは、生き物を見つけようと、岩の下、窪み、潮だまりを一つずつ調べていきます。

 すると、たくさんの発見がありました。浅い海底から貝を掬いとる子、岩と岩の間に見つけたカニを取ろうと四苦八苦している子、エビが動き出すまでじっくりと構えている子。発見があったら、小池さんに聞いていました。

「貝を見つけたけど、これなあに?」
「これはアサリだね。味噌汁に入っているのを食べたことがあるでしょう。貝が二つに分かれるのが特徴だよ。」

「エビを見つけたよ!」
「すごい! どこで見つけたの? よく捕まえたね」

「そこで見つけたけど、なんだろう? 」
「これは、小さなサザエだね。めずらしいね。大きく育てるとおいしく食べられるよ。」

 イソガニ、ハゼ、シロガヤ、サザエ、アサリなどの生き物を見つけることができたようです。捕まえられなかった子もいましたが、友達が捕まえた生き物を見せてもらい、様々な生き物が住んでいる様子を実感できたようです。中には海博士ともいうべき、海の生き物にとても詳しい子どもも。小池さんに「大きな貝に小さな貝がくっついているのを見たけど、なんでですか」と鋭い質問を聞いていました。「大きい移動できる貝がより住みやすいところを探すので、小さい移動できない貝が助けてもらっているのかも。」と答えてくれました。

 途中、雨が降ったり風が吹いたりして、良くないコンディションでしたが、「こんなにたくさんの生き物を見つけられるなんて、すごいです。」と小池さんに褒めていただきました。最後に、生き物をもとの潮だまりに戻して、お別れをしました。

*1タイドプールとは、潮だまりのこと。岩礁や干潟において潮が引くときに海水が取り残されるようなところをいいます。