1年生 松ぼっくりひろい

2015年11月6日

秋を探しに近くの公園に行きました。

学園小学校のある鵠沼の海岸に近い地域は、もともと砂地だったそうです。明治中期以降に、そこへ黒松を植えて土地を整え、別荘地として開発することになりました。海水浴場が開設され、東屋など著名人が逗留するような旅館もできました。今では、閑静な住宅街となり、砂丘という印象はありません。

松が岡という地名に見られるように、松は鵠沼の地の象徴です。しかし、宅地の細分化が進んで松の数は減ってしまいました。学園でも、数十年にわたって行われてきた校舎の新築やグラウンドの拡張によって、松林はほとんど無くなってしまいました。

学園のマークは松の葉がモチーフとなっており、学園小の子ども達にぜひ身近に感じてもらいたい松ぼっくり。ということで松林がいまだに残る公園に行き、松ぼっくりひろいに行きました。

公園につくと松ぼっくりをみんなで拾い集めました。百人を超える人数で集めたので、短い時間でしたが、たくさんの松ぼっくりを集めました。また、松ぼっくりだけでなく、どんぐりも見つけることができました。落ち葉や小さな実も見つけて、秋を感じることができました。

今後は、この松ぼっくりをつかって工作をしていきます。また、松に親しみを覚えてもらえたらいいなと思います。