2016 3年生 海の学校 No.4

2016年6月29日

 天気予報は、午後から回復するとの見通し。お昼ごはんを食べてから、アウトリガーカヌーに挑戦することとなりました。

 湘南アウトリガーカヌークラブの皆さんと協力してカヌーに挑戦です。江ノ島の参道を上っていき小路を入っていきます。すると、いきなり視界が開け、海に出ることができます。

 アウトリガーカヌーとは、カヌー本体の片脇あるいは両脇にアマ(アウトリガー)と呼ばれる浮(ウキ)が張り出した形状をしているカヌーです。安定性が増し、転覆しにくくなります。南太平洋などで主に用いられているそうです。

 クラス毎に挑戦しました。パドルの使い方、ライフジャケットの着方などをしっかりと聞いて、準備万端。カヌーに乗り込みます。

 幸いなことに、雨もやみ、風も穏やか。海面を気持ち良く滑っていきます。カヌーを進めるには、協力することも大切。声を合わせて、パドルを動かしていきます。

 怖がることもなく、みんな声を合わせて、海を楽しみました。

「また、乗りたい!」
「もっと遠くまで行きたいよ!」

 そんな声がたくさんありました。最後に、教えてくれたコーチとハイタッチ。ありがとうと感謝の気持ちを伝えました。

 
 
 さて、カヌーの順番を待つクラスや、終わったクラスは、すぐとなりの砂浜でビーチコーミングをしました。ビーチコーミングとは、浜辺で漂流物などを拾うことです。どんなものが流れ着くのか、収集したり観察したりしました。

 ガラスの破片は、波の力でだんだんと角がとれて丸い形になっていきます。キレイな破片を見つけると、子どもたちは喜んでいました。

 また、近くに岩場もありました。磯観察に励む子も。カニやエビなど、たくさんの生き物を見つけることができました。

 最後に、湘南アウトリガーカヌークラブの皆さんへのご挨拶。メンバーの一人は湘南学園の卒業生です。「体をたくさん動かして、自然を楽しみましょう」とメッセージをくれました。