本場の花笠踊り鑑賞会

2016年9月6日

 約1ヶ月後に迫った「たいいく表現まつり」。
 プログラムの中でもみんなが楽しみにしているのが「民舞」です。6年生は「湘南ソーラン」の練習を先週から始めており、子どもたちも次第に「たいいく表現まつり」モードになってきています。
  
 2年生が踊るのは「花笠踊り」。笠を上手に使って踊る山形の踊りです。本校では10年以上にわたり、花笠踊りを踊っています。これまで踊りの地方のことを含め事前学習してきました。山形の地域を学んだり、地域の食材を食べるなど、地域を理解することに努めてきました。
 
 今年は花笠踊りの本場である山形より、踊り手を招き、子どもたちに本物の山形花笠踊りを見せ、本場の花笠踊りを一緒に踊る体験を行いました。
 
 講師は山形花笠踊り協議会の会長である藤間さん。まず始めに、藤間さんより山形花笠踊りについてお話しいただきました。

「花笠踊りは前に進みながら踊ります」
「最初、笠は今のように華やかなものではなかったんですよ」
 など、花笠踊りの背景についてわかりやすく説明していただきました。花笠踊りには『男踊り』『女踊り』『笠回し』の基本的な踊りが3つがあり、さらに『創作』系の踊りも生まれているそうです。今年8月に行われた「花笠まつり」においても華麗な踊りが披露されたようです。プロジェクターで今年の花笠まつりの様子が上映されると、子どもたちは真剣に見入っていました。
 
 その後、本場の花笠踊りの稽古をつけてもらい、全員で円になって踊りました。
 
 本場の花笠踊りとの出会いは、子どもたちにとって有意義なものになったことでしょう。今回の鑑賞会で学んだことや感じたことを、たいいく表現まつりへつなげていってほしいと思います。