読書と体験の子どもキャンプ 参加報告

2016年9月2日

 湘南学園小学校は、今年の4月に、子どもの読書活動優秀実践校として、文部科学大臣表彰をいただきました。あわせて独立行政法人 国立青少年教育振興機構ならびに公益財団法人 文字・活字文化推進機構が開催する「読書と体験の子どもキャンプ」への招待を受けました。この事業は、読書に関するワークショップに取り組んだり、講演を聞いたり、日本各地の小学生と交流して、読書の楽しさや大切さを学ぶとともに、表現力やコミュニケーション力を身につけることを目的として開催されます。また、体験を通して、みんなで協力し合う力を培うことも目指したものだそうです。

 湘南学園小学校では、この事業に賛同し、本校を代表して2名の子どもたちを派遣することにしました。2名は、キャンプの趣旨や活動内容から、図書委員の6年生が適格であると考え、子どもたちと相談する中で決定しました。

 さて、「読書と体験の子どもキャンプ」は、7月の下旬に3泊4日にわたって開催されました。最終日には発表会がありましたので、発表を聞いてきました。10グループすべての発表を聞いて回りましたが、どの子ども達も有意義な4日間を過ごしたことが伝わってきました。また、新しい友達と難題に取り組み、瑞々しい感性で学校図書館のコンセプトを話してくれて、大人として刺激を受けました。参加した2名の子どもたちも、たくさんのことを学んできたようです。

 今回、この内容を広く共有するために、参加した様子を作文にまとめてもらいました。作文を読んでいると、6年生らしいフィーリングをもって、ワークショップや見学などに取り組んでいたことがわかります。新しい仲間と協力して課題に取り組むことや体験的に学ぶことの意義を感じました。野外活動などは、様々な場面で参加することができます。学校の宿泊学習以外にも、何かの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 代表児童のレポートは、ホームページで順次公開していきます。丁寧にまとめてくれていますので、ぜひ皆さん、ご覧ください。あわせて読書の大切さや体験活動の楽しさについて、考えてみてください。