5年生「雪の学校」NO.9(2016年度)

2017年1月31日

 いよいよ4日間過ごした新潟、松代・松之山を離れる時がやって来ました。

 最後に、昼食を食べ、集合写真を撮り、ふるさと会館を出発しました。まつだい駅では、迎えてくださった時と同じく、雪だるま財団の方々が横断幕を用意してお見送りをしてくださいました。ずっと、手を振り続けてくれる皆さんを後にして、ほくほく線は出発しました。

 少しずつ慣れてきた車窓から見える雪景色とは、すぐにお別れです。越後湯沢を経由して、東京駅まで向かいます。

 この4日間、たくさんのことを学びました。

「降り積もった雪の上を歩くことはとても大変。だけどスノーシューがあると随分歩きやすくなる」
「新潟の人たちは、大切に育てたおいしいお米を食べている。また、わらも利用することができる」
「こちらの家にあるコタツには大きなストーブから管によって温風を送り込んでいる」

 実際に体験することによって、よく理解できました。
 
 そして、あたたかな十日町の人々と出会い、たくさんの方々に支えられて、私たちは生きていること。

「昔遊びを教えてくれる方言の優しい響き」
「わらを丁寧に編んでいく手の力強さ」
「食べてもらえるかなと心配しつつご飯を用意してくれた心」

 忘れないでほしいと思います。

 家族と離れて過ごした四日間。湘南とは違う環境で過ごし、思いっきり雪遊びをし、素敵な出会いがあって、実りある学習となりました。