2017 4年生 山の学校 No.4

2017年7月7日


 山の学校2日目のスタートです。起床時刻までぐっすり眠っていた人も、布団の中で6時半になるのを今か今かと待っていた人も、パッと起きて動き始めました。

 まずは、湖畔で朝の会。雲は広がっていますが、日差しもあります。穏やかな湖面は、周囲の山々をきれいに映しています。みんなの体調もまずまずのようです。朝の会では、さわやかな湖畔の空気をチャージすることができました。

 朝食会場では、みんなのエンジンもかかってきて元気な様子。今日もプログラムは盛りだくさんです。二日目午前中の活動は、樹海トレッキングとコウモリ穴見学です。かぺら組は根場村でバスを降りて、樹海トレッキングからスタートしました。

 しばらく西湖畔を歩いていると、雲間から富士山が勇姿を現しました。こちらはお天気は良いのですが、富士山には雲がかかっていて、なかなかすっきりとその姿を見せてくれません。藤沢からは、富士山はどのように見えているのでしょうか。樹海の中は、落ち葉などでフカフカになったコースを歩いて行きます。

 途中で、樹海の溶岩のこと、そこに生きる植物や動物のことなどを富士山クラブの方たちから伺います。磁石や方位磁針の実験なども行いながらコウモリ穴を目指します。途中で見かけたシカの食害にあった木々の多さには驚きました。樹海というと、都市伝説のような話を耳にすることがありますが、私たちがトレッキングで体験した樹海は、富士山噴火の溶岩流の後に生まれた、私たちの住む地域とは全く違ってはいますが、命あふれる世界でした。

 続いて訪れたコウモリ穴は、中に入ったとたんにヒンヤリとする別世界。ちょっと冒険気分で、溶岩流が生み出した別世界を楽しんできました。お昼には、りげる組・すぴか組と合流して、緑の休暇村でカレーライスの昼食。午後からは、陣馬の滝&マスのつかみどりです。