1年 生活科の準備

2013年4月19日

1年生の生活科では様々な植物を育てていきます。子どもたちが帰った後に、畑づくりをしました。

新校舎が完成して学びの森という空間ができました。ここにはエコスクール活動で取り組んでいるビオトープの環境とともに、1年生と2年生の生活科の授業で利用する畑があります。

今回、電動の耕耘機を購入したのですが、これがとても大活躍。昨年はクワとシャベルでの作業でしたのでとても時間がかかったそうですが、今回は比較的時間がかからずにすみました。

学園の初代園長を務めてくださった、玉川大学の創始者である小原國芳先生は、労作教育を大切にしていました。体を動かして何かを生産することは人間の本質であり、成長にとても重要なことととらえていました。例えば植物を育てることも自発的な創造的な活動であるそうです。

実際に家庭の中でも、子どもたちがお手伝いを通じて、自分がいろいろなことができるようになったと成長がわかったり、自信がついたりすることもあるでしょう。現在の社会では家庭の中で生産活動することが少なくなったりして、子どもたちが、自分はどういうことができるのか、確かめる機会が少なくなっています。そういうことから、子どもたちは物事に取り組む意欲をもちづらくなってしまったのかもしれません。

久しく土をさわってなかったのですが、このような労働で汗をかくのも気持ちいいものだと感じました。植物を育てるのも楽しみです。