2017年度 雪の学校5

2018年1月29日





雪の学校最終日。子どもたちは、それぞれの民泊先からお別れ会の会場へと送迎してもらいました。

松之山地区の会場は、お隣の小学校と共に閉鎖された幼稚園舎を地域振興に活用している「浦田体験交流センター」(バス停は「克雪センター」となっていました。いかにも!というネーミング。)

「めっちゃ、ごはんがおいしかったー!」「からあげ6個も食べちゃった」「雪遊び楽しかった-」などなど、それぞれのおうちでの感想を言い合っていました。

お別れ会では、お世話になったおじいちゃんおばあちゃんの代表の方から、お言葉をいただきました。

「雪深い冬の間は、農業はお休みして、冬の間ずっと春を待っています。春の出会いを楽しみにして、ずっと耐えている新潟の我慢強さを学んだのではないでしょうか。たいへんな時にも努力する大切さを、6年生になっても、これから先の人生でも、役立ててください。今度は、春の新緑や夏、秋の景色も、ぜひ見に来てください。」

訥々と語られる言葉の端々から、子どもたちをかわいがってくださったことが伝わってきました。

子どもたちからは、お礼の歌「ふるさと」の合唱が披露されました。

お別れ会のあと、名残惜しく連絡先を教えてもらう子もいたようです。松之山の皆さんは、子どもたちがバスに乗り込んでからも、いつまでも手を振って見送ってくださいました。

もう一方の、まつだいふるさと会館の会場でも、別れが悲しくて涙のあふれている子や、プレゼントしてもらった写真を大事そうに見せてくれる子もいました。

6年生になっても、卒業生がやってきても、小学校時代の思い出を尋ねると、真っ先に「雪の学校、楽しかったー」という話が出てくるのは、この民泊先の皆さんとの交流の深さのおかげだと思います。