2013年度 修学旅行1日目 初日の見学

2013年6月4日

京都駅からはバスに乗り換え奈良方面へむかいました。バスで1時間半程度移動すると、明日香村に到着です。

今日の奈良は快晴で、日差しが強いお天気でした。湿度はそれほど高くなく心地よい風が吹いているので、それなりに過ごしやすいですが、外で活動しているとそれなりに疲れました。

明日香村は山や森や畑に囲まれて独特な雰囲気を感じさせます。その中に石舞台古墳がありました。入場して石舞台古墳を前にすると子どもたちは「大きい石だ!」「石が積み重なってる!」「写真で見たものがある!」と驚いていました。ボランティアの方から説明を聞いたり、ひんやりする石舞台古墳の内部に入ってみたりしました。ボランティアの方々が熱心に説明してくださり、よく聞いていました。石舞台古墳はもとは土がかぶったものでしたが、長い期間、風雨にさらされ石室部分だけが残されたそうです。悠久の時を感じた見学でした。

それから飛鳥寺に移動しました。飛鳥寺ではご住職からお寺の由来や日本の仏教の伝来についてのお話を聞きました。また1405年前に作られた飛鳥大仏も見学しました。仏像の顔が左右で表情が違うことや、聖徳太子が生まれたお寺の方を向いているので顔が正面に向いていないという話を聞きました。

さらに金峯山寺の蔵王堂にも行きました。今回の修学旅行の日程ではちょうどご本尊がご開帳されている時期にあたりましたので、幸運にも参拝することができました。ご本堂では、僧の方から話を聞くことができました。ざわついているところに「コラ!ここは静かに仏と向き合うところだからしゃべってはいけません。」というところからのお話で、子どもたちは居住まいを正して聞き始めました。ご本尊のことについて「こわい表情をしているのは厳しさのあらわれであり、着物の色はやさしさをあらわしている。それらはあなたがたのためのものである。」という話をしてくださり、子どもたちは真剣に聞いていました。

それから初日の宿泊地、竹林院に到着です。入口の門構えを見て「えっ!お寺に泊まるの?」と子どもが呟くような、歴史を感じさせる宿泊先です。おいしい夕食を食べ、入浴し、サッカー日本代表の試合をテレビで見て、予定通り就寝時間を迎えています。

*できるだけはやい記事の投稿を目指していますので、記事の内容の確認に時間がとれていません。誤りがある可能性がありますので、ご注意ください。