2013年度 修学旅行2日目 東大寺・薬師寺ほか

2013年6月6日

二日目の午後の様子です。

奈良に戻り東大寺近くで昼食を食べました。昼食はカレーでしたが、多くの子がおかわりをするなど、たくさん食べていました。

昼食後に東大寺の見学をしました。こちらでもガイドをお願いしており、三月堂や二月堂など代表的な建造物について、歴史について、そして大仏について話を聞きながらまわりました。例えば三月堂は、一度完成したのちに、さらに建て増しされたため、外観につなぎ目があるという特徴があるそうです。また二月堂は建物の中段にあがって景色を眺めるとともに、お水取りが行われていることなどを聞きました。

そこから少し移動すると大仏殿があります。世界最大級の木造建築というその建物を間近で見ると、その大きさに子どもたちはみんな驚いていました。そして、建物に入ると教科書の写真で見たことのある、聖武天皇の発願により造立された盧舎那大仏と対面しました。想像以上の大きさに、みんなで見上げてしましいました。実物を前にすると、大仏さまが国の平安を支えてくださっているという気持ちが自然とわきあがってきました。

さらにガイドの方より勧められたのが、大仏殿を支える柱にあいた穴をくぐるというものでした。その穴はちょうど大仏さまの鼻の穴の大きさと同じそうで、幸せや無病息災というようなご利益があるとのことです。いくつかのグループの子は30分くらい列にならんで、くぐりました。途中、ひっかかりそうになった子もいましたが、くぐり抜けるとほっとしたような表情をしていました。

また短い時間でしたが、公園内のシカとふれあいました。シカせんべいを手にすると、近づいてくるシカたちに「キャー!」と驚いたり、丁寧にせんべいをくわえさせたりと、楽しんでいました。

その後、薬師寺の見学もあります。薬師寺の歴史を中心とした法話を聞きました。

不思議と親しみやすい語り口で
「奈良で一番有名なお寺はなんですか。」
「法隆寺かな。」
「東大寺だよ!」
「今みなさんがいるところをよく考えて、空気を読んでみてください。」
「…!薬師寺!」
「そうですね!!」
なんてやりとりからはじまりました。もちろん最後にはまじめな話になり、薬師寺の歴史についてや「健体康心(けんたいこうしん)」についてのことなどを教えてくださりました。子どもたちも、かなり疲れている様子でしたが、よく聞いていました。お話をしてくださったお坊さんも、とてもよく聞いてくれる学生さんでした、という感想を言ってくださいました。

その後、二日目以降の宿泊地に移動し、夕食を食べ二日目を終えました。お風呂に入ったり、三日目のタクシー行動の打ち合わせを行いました。子どもたちは、明日が楽しみな様子です。