2013年度 修学旅行4日目 金閣寺・二条城

2013年6月10日

最終日のようすです。4日目は京都市内の金閣寺(鹿苑寺)と二条城を全員で見学しました。

金閣寺(鹿苑寺)では、豪華絢爛の舎利殿を前にして「すごい!」と子どもたちはため息をついていました。「金閣がとても美しかった。」「逆さ金閣におどろいた。」「境内では唯一手が入れられていないという白蛇の塚をはじめて知った。」などの感想がありました。見学時間はそれほど長い時間をとれませんが、印象深いものだったことでしょう。

世界遺産でもある二条城ではクラスの集合写真を撮るとともに、二の丸御殿の中を見学しました。「雰囲気がすごかった。」「鶯張りの床のキュッキュという音をはじめて聞いた。」「展示してあった大政奉還を再現した人形を本物と勘違いして驚いた。」という感想を子どもたちが言っていました。

最終日ですから、さすがに子どもたちは疲れていました。日差しも強い中でぐったりとした表情も見せましたが、最後の見学まで無事に予定通り進めることができました。

昼食を京都駅の近くのホテルで食べて、帰りの新幹線に乗車しました。幸いなことに、大きなけがや病気無く全員で帰ってくることができました。

6年生は社会科の授業で、日本史について学んでいます。今回見聞したことは、それらを学ぶための大切な土台になることと思います。昔、平安京や平城京に都がつくられたこと、国の安定のため奈良に大きな大仏がつくられたこと、仏教という考え方がどのように日本に根付いているかということ、戦場になったり大政奉還が行われたり長い歴史の中心舞台がどんなところであったかなど、年号を暗記するだけでなく、人が生きたということが具体的にイメージできるようになることでしょう。

人は歴史から多くを学ぶことができます。また私たちが生きている日本がどういう国で、どのような先人がいて、どのような文化があるのか学ぶことはとても大切なことです。グローバル社会が進展する中で、よりわたしたちは知らなくてはいけないとも思います。

子どもたちが今回学んだことをさらに発展させて、学びを深めていくことを願います。