煙小屋体験(防災訓練)

2013年6月26日

昨日と今日で2・3・4・6年生は「煙小屋体験」をしました。
「煙小屋体験」とは、防災訓練の一つであり、災害時に煙が発生したときにどのような状況になるかを体験し、どのような対応をすればよいかを理解することが目的の体験となります。
藤沢消防署にご協力をいただき、ピロティーに煙小屋の体験施設を設置。消防署の方からの説明の後、全員が煙小屋に入りました。
最初は、何かのアトラクションをするかのようなザワザワした雰囲気がありましたが、先生に一喝された後は静かに待機して、体験に臨みました。
 
今回この体験で使用する煙は人工的な煙であり、人体に影響のないものを使用しています。少しヴァニラの香りのする煙は子どもたちの好奇心をかきたてるようです。
「いい匂いがする!」
「何も見えなくて怖い!」
子どもによって反応はさまざまです。

体験時のポイントはいくつかあります。
・煙をできるだけ吸わない
・高いところは濃度が濃いため低姿勢を取る
・あわてない



実際に災害にあった場合、つまり本物の煙の場合は一呼吸しただけで意識がもうろうとして倒れてしまうそうです。そのためハンカチを必ず口元に当て、できるだけ吸わないようにする必要があります。
姿勢を低くし、煙を吸わないように移動するのは難しく、辛い表情をして出口から出てくる子どもも多く見られましたが、いざという時のための良い経験となったことでしょう。