海の学校 No.1

2018年6月21日

いよいよ「海の学校」のスタートです。
初めての宿泊学習を全員参加で迎えました。
今年の海の学校は、小雨まじりのスタート。この一週間は、お天気のことでずいぶんヤキモキしましたが、 何とか傘をささずに出発しました。

 

まずは新江ノ島水族館で海の生き物について学びました。
一つは「さわって調べる」です。
これは「なぎさの体験学習館」の発見創造ラボでの実施です。

この授業は、みんなが交代で目隠しをして海の生き物にタッチします。
前半・後半に別れて、目隠しをしていない仲間にサポートしてもらいながらのチャレンジです。
最初の生き物はナマコ(マナマコ)。柔らかくて突起のある形は、目隠しをしているとドキドキです。
あちこちのテーブルから元気な声が聞こえてきました。目隠しをとって、正体を明かした後は、改めてみんなで触ってみた後で、ナマコの食べ物や体の仕組みについて学んでいきました。
ナマコの食べ物が砂で、ナマコは栄養が堆積された砂をきれいにして出す「海の掃除屋さん」だと聞いてみんなビックリでした。
次の生き物はヒトデ(イトマキヒトデ)。こちらは体の形がハッキリしているので、みんなもすぐに答えがわかったようです。
ヒトデについても食べ物や体の仕組みについて学びました。ヒトデの食べ物は貝。口が裏側、おしりが表側にあると知ってまたもやビックリです。そしてヒトデには、星型の腕の先に目が五つあると知ってさらにビックリ。ただし、人間の目とはずいぶんちがい、明るい・暗いの区別がつくくらいだそうです。
オマケでミズクラゲの観察もしました。生まれも育ちも水族館のミズクラゲです。ミズクラゲの赤ちゃん(エフィラ)も見せていただき、違いをじっくり観察することができました。
ミズクラゲの毒針はとても短く、さわっても人間には影響がないとのことで、最後にミズクラゲに触るチャレンジをした人もいました。

もう一つの授業は「よく見て発見、これな〜んだ!?」
水族館からいただいたブックレットの中のある写真の生き物などを探して名前を書き込んでいきます。
広い水族館の中を、みんなで一所懸命探していきました。

二つの授業を終えると、いよいよ江の島へ出発です。
みんな重い荷物をがんばって持ちながら、橋を渡り、ヨットハーバーへ向かいました。