6年生 鎌倉校外学習

2019年7月17日

6年生 鎌倉校外学習

 

7月8日、6年生は鎌倉に出かけました。

鎌倉幕府の武士か、鎌倉幕府を攻める武士に成りきり、自分の足で歩きながら、

鎌倉幕府が、この鎌倉の地に開かれた意味を考えました。

 

源氏山から化粧坂の切り通し、亀ヶ谷の切り通しを歩きました。

その後、建長寺から天園ハイキングコースに入り、鎌倉の山々を歩きながら、

当時の武士に思いを寄せて、歩いて行きました。

子ども達は、グループで行動します。

声をかけ、励まし、支え合いながら、歩きました。

三方が山、一方が海に囲まれた地形を実際に目で見て、風を感じ、川のせせらぎの音を聞き・・・。

 

 

『武士のすごいところ』

校外学習で鎌倉へ行った。私は鎌倉幕府を攻める側にしたから、攻める側の視点で山道を歩いた。

この山道を武士が歩いていたと思うと、昔の武士の体力はすごいと思った。勉強していたよりも実際に行ってみて武士達のすごさがよく分かった。武士のすごさがよく分かったところは、まず険しい山道。山道は距離が長く、坂が急ですごく歩きづらい場所だった。私は、この山道を歩いて当時の武士が考えた攻め方以外思いつかなかった。山道は一本道で「まわりには草ばかりなので、ドンドン突き進んでいくしか出来ないと思った。

次にすごさが分かるのは武士達が歩いた地面の状態だ。私たちが歩いた日は前日に雨だったからだけど、地面が泥で歩きづらかった。山は木の葉や土に水が染みこんでいるから晴れの日でも、地面は泥まみれ。足場が不安定なのに、何回もあきらめずに進んで行けたことに勇気を感じた。当時の武士達は、どんなに道が険しくても長くても、あきらめずに攻め続けていたことがすごいと感じた。

 

『いざ鎌倉へ』

僕は攻める側の武士になって鎌倉を歩いた。僕は最初の切り通しを見た時に、これは攻めるのは大変だと思った。だって、上から狙われているから。

次の切り通しは亀ヶ谷坂の切り通し。その日は地面が雨のせいでべちょべちょだった。昔の武士は歩くのでさえ大変なのに、鎧も着けていて上からの敵からの攻撃もよけないと行けないのは大変だと思った。攻めの武士は鎌倉幕府を討つためにどんな苦労を積んだのかがとてもよく分かった。

なぜ山から攻めることが出来なかったのかは、たぶん切り通しの守りがとても強かったからだと思う。それに昔の武士は馬を使って戦っていたから攻めの武士も使っていたのかなと思った。でもそう考えると武士も大変だけど、馬も大変だったはずだよな。戦う時は明かりがなかったからどこに敵がいるのかが分からないからとても怖かったと思う。結局は、武士達は山から攻めることが無理だと判断したのだと思う。

 

実際に自分の足で歩いたことで、多くを学んだようです。

教科書や資料集からは伝わらない”ほんもの”を感じたようです!!