4年山の学校3日目

2020年9月5日

3日目の朝は前日同様にホテルの目の前の河口湖畔にクラス毎に出る時間も持てたのですが、その後の天気予報はあいにくの雨。そこで西湖畔の野鳥の森でのネイチャーオリエンテーションを中止して、湧水の里水族館見学に行動を切り替えることになりました。

足和田ホテルでの最後の朝食をとった後は、すぐに部屋の片付けをしました。1部屋あたりの人数が少ないこともあって、片付けも比較的スムーズに進みます。事前に確認していた「自分たちの出したゴミは自分たちで持ち帰る」というルールも、ほぼ守られていていました。

片付けを終えて荷物をバスに積み込む頃には予報通りに雨も降り出したので、退館式はホテルのホールで行いました。退館式にはネイチャーオリエンテーションでもお世話になるはずだったガイドの方たちが急遽参加してくださって、みんなとお別れの時間をとることもできました。

ガイドの方たちのお見送りを受けながら足和田ホテルを後にして、バスは湧水の里水族館に向かいました。湧水の里水族館は、淡水魚の水族館で、山梨県にただ一つの水族館でもあるそうです。海水魚と違ってカラフルな魚はいませんが、グループ毎に渡されたクイズを解きながら様々な淡水魚を見つけることができました。展示水槽の足元には、展示している魚のイラストを使ってソーシャルディスタンスを表す水族館ならではの工夫もありました。「山の学校」最後の昼食は、降り出してきた雨のためにバスの中で食べることとなりました。

水族館を出てからの帰路のバスでは、3日間の疲れもあってかビデオを見ながらゆったりと過ごしました。最後の方では、1学期に見学できなかった寒川の取水堰と寒川浄水場を車窓から見学して藤沢へと向かいました。

藤沢駅前についてからはバスから荷物を出してみんなで慌ただしく解散場所のサンパール広場に向かいました。中にはお迎えにきていた家の人の姿を見て、ホッとした人もいたことでしょう。

2泊3日の「山の学校」を大きな怪我や病気もなく過ごせたのは何よりでした。この「山の学校」で体験してきたことを、これからの総合学習の中で生かしていきながら、4年生の学びをさらに深めていってください。