第76回 緑に囲まれた憩いの部屋:PTA「母の文庫」

2010年7月10日

湘南学園のPTAには、「母の文庫」という独自の図書室があります。 「母の文庫」は、《保護者と子が共に学び合うように》《お父様お母様方の図書室に》という願いから発足して、多くの方々に利用されてきました。

昨年8月より、「母の文庫」は新PTA会館「松が岡邸」(6月3日の第44回で紹介しました)の別邸に移りました。蔵書や部屋の整理が進められ、いっそう利用しして頂きやすい、すてきな施設になっています。

おじゃましてみると、2階まである家庭的な建物で、周りは樹木や花々に囲まれていました。網戸を開けて部屋に入ると、たくさんの本がきれいに並べられ、 落ち着いてここで本を読んでいたいなと感じる温かいお部屋でした。貸し出しノートを拝見すると、大勢の方々が利用されていることがわかります。

開室日は、湘南学園の園児・児童・生徒の在園・在校日を基本にしています。平日は9~15時、土曜日は9~12時に開室されています。本やCDの貸出期間は2週間で、書籍の返却用のBOXも用意されています。

毎月定例で開かれる委員会では、書籍の購入やラベリングなどの整理、「母の文庫通信」の発行など様々な実務を、役員の皆様が進めておられます。
希望図書アンケートやNHKブックレビュー、大手書店のランキングなども参照して新しい本の選定を定期的に行うのも、さぞ大変だろうと思われます。
中高でも、さらに多くの在校生保護者の皆様に、足を運んで頂きたいと思います。