新・体育祭

湘南学園の体育祭は高2リーダー学年を中心とした「縦割りの活動」が特徴です。
中学1年から高校2年までを5色に分け、様々なオリジナル競技で勝敗を競います。毎年、実行委員が議論を繰り返し、競技の内容からルール、当日のプログラムとその運営まで、すべてを作り上げていきます。5月の連休明けからは「特別時間割」となり、縦割りチームでの練習が始まります。中高一貫だからこそ生まれる「学び」が、ここにはあるのです。





【新・体育祭実行委員長のコメント】(2023新体育祭実行委員長 松川 心響)
私は中1から体育祭実行委員をしていて、去年初めて体育祭実行委員会の幹部に入りました。今までずっと”参加者”としての体育祭しか体験したことが無かったため、初めて会議に参加した時は先輩方の体育祭への姿勢や雰囲気に圧倒されました。その時は副委員長を務めていましたが、必死に先輩に着いていき何か自分の中で感じたことがあったら意見を出すという形でしか体育祭を動かす方法がなかったのでとてもモヤモヤしていました。ただ、実際に体育祭を経験した今すべて私が動かせるわけではないことを実感しました。自分の思い通りにはいかない、誰かの助けがあってこその体育祭だと感じました。

2019年私たち高校2年生が中学1年生だった頃はまだコロナも広まっていなく通常の体育祭でした。もちろん体育祭を作るのには色んな人の手助けが必要です。しかしコロナ禍である2020〜2022年の3年間、思うように行事ができず悔しい思いをした先輩方や幹部のみんながいます。そして2023年、マスクを外して競技数を多くして全学年がグラウンドで観戦できるという十分なくらい例年に近づいた状態で行うことが出来ました。これには先輩方が3年間コロナ禍でも湘南学園を盛り上げるために体育祭を開催してくださったという前例が今年体育祭を実行できた”助け”になりました。その前例がなかったら今頃体育祭は成功していないと思います。

今年度その前例を活かして競技数を多くすることにチャレンジしました。競技数を多くする分出てくるデメリットも考えましたが、それでも後輩達に本来の体育祭を知って欲しい!という強い思いがあったので今年はコロナ禍で7競技だったものを10競技に増やしました。ルールにかける時間やクラス委員との連携、先生方との連携全てがいつもと違かったので考えなくてはいけないことが沢山あり幹部のみんなも苦労していましたが、この体育祭を通して湘南学園らしさをものすごく実感しました!団結力だったりよりいいものを作るために1から考えていく創造力だったり、湘南学園生にしかない良い面をこの体育祭でみせられたと思います!最初は上手くいくか心配でしだが進行も上手くいき、みんなが楽しかった!と言ってくれたのでもう十分なくらい成功したものだと思っています!間違いなく湘南学園1番の思い出です!素敵な経験をありがとうございました!