校長のご挨拶

伊藤校長

 今年度4月より中学校高等学校の校長を務めさせていただくことになりました、伊藤眞哉(いとう しんや)と申します。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 本来であれば、入学式や始業式の場で、生徒の皆さんに直接お話をさせていただくことが必要なのですが、新型コロナウイルス感染症(covid-19)が急速に広まっている中、昨日(4月7日)付で神奈川県を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されたことを受けて、年度初めの大切な式典を執り行うことができなくなってしまいました。新入生・在校生の皆さん、ならびに保護者の皆さまには、この間大変なご心配をおかけしてしまい、申し訳ございません。現在、各学年の方でインターネットを介した学習環境の基盤づくりを進めておりますので、どうかもうしばらくお待ちください。
 
 ここでは、私自身の簡単な自己紹介をさせていただきたいと思います。

 私は、昭和40年(1965年)に東京都墨田区の両国緑町で生まれ育ち、大学の文学部を卒業してすぐに湘南学園中高の国語科の教員となりました。以来32年間、湘南学園の一教員として多くの学園生と関わらせていただきましたが、湘南学園には実に素直に自分らしさを表現でき、相手の良さを広く受け入れることのできる間口の広さとおおらかさを持ちあわせている生徒がとても多いなということを常に感じておりました。また、先生方も、それぞれの持ち味を活かしながら、情熱をもって自ら理想の教育を追求し、常によりよい実践を模索しようとする方々であふれています。私はそんなのびのびとした生徒の皆さんや様々な魅力にあふれた先生方からこれまで数多くのことを学び、一緒になって悩み、考えながら、湘南学園の教育活動にあたることができたことをとても大きな喜びに感じております。54歳となった今、教員生活も最終コーナーを回って最後の直線に入ったところと感じておりますが、これまで私を育てて下さった湘南学園に少しでも恩返しができるように頑張っていきたいと考えております。
 
 今、教育は様々な変革期を迎えています。大学入試改革に象徴されるように、学力観もこれまでとはずいぶん変わってきていますし、各学校に求められる役割も従来よりさらに広がってきているように感じます。そんな新しい時代の教育に向けて、湘南学園は前述したような学校風土のもと、生徒の皆さんの現状に寄り添いながら、常に新たな実践を模索していこうとする活力にあふれています。トップダウンではなく、現場の先生方の創意工夫や生徒諸君の新たな発案から様々な取り組みが手づくりによって生み出され、それらが実践を通してアップデートされていくような本校だからこそ、他にはない豊かな学びを築いていくことができるものと確信しています。
 
 今はまだ新型コロナウイルスに関わる混乱の中にありますが、少しでも早く学校生活を再開し、生徒の皆さんとともに学びと活気にあふれた日々を送っていくことができるよう祈っております。
 まずは1年間、どうぞよろしくお願い致します。

湘南学園中学校高等学校校長 伊藤 眞哉