卒業生からの声

湘南学園を卒業して様々な道を歩んでいる卒業生たち。
ここでは、卒業生からの声をご紹介します。

卒業生 笹尾さん

得意分野を伸ばしてもらったことが、いまにつながっている

 「多様性」という言葉がぴったりの学校でした。朝、サーフィンしてから登校する同級生がいたり、個性豊かな人が多かったです。英語が好きで留学したかったので、カナダセミナーでそれが叶って遠しかったですね。けっこう勉強していたつもりだったのに、実際に行ってみるとなかなか自分の英語が通じなくて悔しい思いもしましたが、現地に行って話すことの大切さを感じられたことは大きな収穫でした。先生方からは、自分が興味のある分野や得意なことを、すごく伸ばしてもらったと感じています。特別活動でNGOやユニセフにいったり、社会の授業のなかで途上国でいま起きている問題について先生が解説してくださったことでさらに興味を持ち、それらがより深く学べる学校を進学先に選びました。いまは総合商社で働いています。勉強することも多いですが、海外に接する仕事ができているので、とても充実しています。

2009年卒業生
早稲田大学政治経済学部 国際政治経済学科卒業
三菱商事株式会社勤務 笹尾夏希

卒業生 門松さん

今、自分の力になっている 湘南学園での学び

 共学、多様性、オープン、生徒の自主性を大切にする。これが湘南学園です。教科書での学習だけでなく、社会との接点を持てる機会がたくさんあるのが魅力で、湘南学園を選びました。弁護士になりましたが、将来を考える決め手になったのは、高校2年の総合学習。さまざまな職業の方と会い、弁護士の方にもじっくり話を聞かせていただきました。実際どんな仕事なのか、どんな思いを持っているのか。それまでも漠然と法律に携わる仕事をしたいという思いはあったのですが、話を聞いて「これだ」という感触があり、法学部に進みました。今は企業法務の仕事をしていますが、仕事のなかでさまざまなことにアンテナを張る癖がついていることに最近気がつきました。湘南学園での学びのなかで培われた習慣だと感じています。これという正解のない社会においては、自分で考えて行動しなくてはなりません。人に言われて動くのではなく、自分たちで考えて答えを出す湘南学園での学びが、今、自分の力になっていると思います。

2002年卒業生
早稲田大学法学部卒業
慶應義塾大学法科大学院修了
シティグループ証券株式会社勤務 門松優介