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第1386回 濱崎慎也先生をご紹介

2018年9月14日

今日は、湘南学園中学校高等学校、濱崎慎也先生をご紹介します。担当は数学。常に先を見通しながら冷静な判断をすることができる実力派の先生です。現在、教務主任として学校の教育活動の中心的役割を担っていて、多忙な毎日を過ごしています。以下、インタビューの内容です。

Q:まずはプロフィールをお聞かせください。

小学校時代よりずっと神奈川県で過ごしてきました。学校での勤務は湘南学園が4校目です。過去3校は東京の学校でした。

最初の学校は通信制の学校でした。その学校には様々な生徒が通っていました。中には悩みを抱えている生徒もいたのです。その悩みも対人関係であったり、学習面であったり多岐にわたっていました。難関大学に合格する生徒もいましたが、生徒はそれぞれの悩みをもっていたのです。その学校で4年間勤めました。この教職経験を通じて、どのような状況にも対応できるのではないかと思えるようになっていきました。それだけ、初任校での勤務は自分にとって大きなものでした。その後の2校は全日制の私立学校でした。これらの3校で8年間、そしてその後、湘南学園での教員としての勤務が始まり10年です。ですから、今年で教職18年目となります。

実は、教職に就く前の2年間はサラリーマンだったのです。コンピュータの会社でプログラミングの仕事をしていました。大学では情報数理を専門にしていましたので、情報分野と数学の分野が私の専門領域となるわけです。その当時はwindows95の時代でしたので、日本でもまさにパソコンが普及し始めたばかりの時代でした。ですから、大学で初めてパソコンに触れたという感じでしたね。大学受験の際には、数学と情報系のどちらを専門にするかなどを思案しましたが、情報数理で学ぶことにしたのです。当時私は、今後は情報に関するものがますます広がっていくと考えていたのです。

 

Q:会社勤めをされていた濱崎先生が、教職に就きたいと考えた理由はなんですか?

大学では、もともと教職に関する関心はあったのです。もちろん教員免許も取得しました。しかし、当時私は、県立の教員採用試験しか知らなかったために、私学の採用試験などに挑戦するということをしてこなかったのです。結局、コンピュータの会社に入社したのですが、パソコン相手の仕事をする中で感じたことは、自分がやっても隣の同僚がやっても、その結果が同じだということだったのです。今の仕事は、人が相手なので、だれがやっても同じということがありません。自分が取り組もうとしたことの反応を感じることができるというところが、全く違うのだと思うのです。そのように考えて、会社勤めを辞めて教職を目指す決意をしたわけです。

 

Q:湘南学園での10年を振り返ってどうですか。

最初に所属した学年では、同僚の先生からさまざまなヒント得ることができてとても有意義でした。一方、湘南学園での1年目、担当したのが高校2年生だったのですが、その生徒諸君からは、「先生、これはいいんだよ・・・・」などといい加減なことを言われて、まあ随分と騙されましたね(笑)。でも、個性が豊かで楽しい子たちで、彼らとの関りの中からいろいろなことを学ぶことができたのです。今から振り返ると、本当に湘南学園の生徒らしい若者だったなと思いますね。

 

Q:湘南学園の生徒に対してどのような印象を持っていますか。

そうですね。まず、男子はとにかく明るいですね。以前勤務していた学校の男子生徒を思い出してみても、湘南学園の男子生徒諸君は実に明るい。本校の生徒は、元気でいろいろなことにチャレンジしますよね。女子は・・・・、どの学校の女子学生を思い出しても、まず「強い」のです(笑)。いろいろなことに積極的に取り組んで、主張すべきことはしっかりと主張して、というのが共通の素晴らしさでしたね。ですから、湘南学園では、男女がお互いに主張したり、協力し合うということができるのですね。

湘南学園に来てまず驚いたのが、学校行事での取り組み方ですね。生徒が本当に一から自分たちの力で作り上げていくわけです。その主体性というのが驚きでした。教師の私が何もしなくても生徒がどんどん進めていくわけです。すごいと思いましたね。

 

Q:湘南学園の生徒の持ち味と、素晴らしさについてお聞かせください。

中高6年間の中で、中学生時代は先輩に導かれながら様々なことを学んでいくわけですが、その過程で生徒たちは、「自分たちが高校生になったらこのようにしたい・・・」という思いを膨らませていくわけです。そして高校になると自分たちが思い描いてきた理想を実現するために取り組むのです。その姿が素晴らしいと思います。

だからと言って中学生もしっかりと意見表明をして、積極的に取り組むことができるところはしっかりと参加しているのです。そういう様子を見ていると、湘南学園の中学生は主張もしっかりとできて立派だなと思いますね。

 

Q:濱崎先生ご自身は、どのような中高生でしたか?

中学校時代は、おとなしくて目立たない方でした。自分の意見を主張するということがなかったと思います。グループの中でもリーダーではありませんでしたし、友達が何かを提案すると、「ああ、いいよ」と合わせていました。

実は、私は小学校時代から野球に取り組んでみたかったのですが、親しかった友人がサッカーを始めるというので私もサッカーを、中学では友人が卓球を始めるというので卓球部に・・・という調子でした。しかし、高校から自分が変わり始めたのです。自分の主張をするようになり、やりたかった野球をしようと決意したわけです。進路についても理系にすることを自分の意志で決め、発言もしっかりとするように変化していきました。

高校時代は、数学が得意でした。友人に数学を教えたりしていました。また、憧れの先生が、私の野球部の顧問でした。とにかく面白い先生でした。野球部の顧問、数学科の先生、学級担任、それぞれの場でメリハリのある素敵な先生でした。私の話もよく聞いてくれました。昨年でご退職だったのですが、歴代の野球部員が50人くらい集まってお祝いをしました。慕われていた先生でした。20年後は私もそのようになれるように頑張っていきたいと思います。

Q:夢、目標、生徒にメッセージをお聞かせください。

数学の教師や野球部の顧問として、あるいは他の場面で、少しでも生徒に何らかのものを残すことができるようにできたらいいと思います。そのために一日一日、生徒諸君と真剣に接していきたいですね。一方生徒諸君には、自分の意見をしっかりと表明して欲しいと思います。湘南学園の生徒は、人の意見を理解して受け止める力を持っています。ですから、思い切って自分の意見を人に伝える勇気を持ってほしいですね。また、6年間の学校生活を通じてできた友達とのかかわりを大切にして生きていって欲しいと思います。