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月別 校長通信

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第875回 携帯・スマホ時代の中学生&高校生へ①

2014年4月24日

いまの中学生や高校生を見て、自分が同じ頃だった時代の生活環境と比べて一番変わったと思うのは、インターネットの普及であり、携帯電話やスマートフォンの浸透だと思われます。
もちろん中高生に限らず、私たち大人社会でも当てはまることですが、特に若い世代への影響は強烈だなと感じます。こうした機器の圧倒的に便利な部分は生かしながらも、上手に必要な距離も保ちながら、自分の生活リズムを大事に築いて欲しいのだが、と心配が募る情勢です。

 

「女子高校生の4割が一日6時間以上、スマートフォンや携帯電話を使っている」という先月のニュースが注目されました。民間会社による千名台規模の限られた調査集計でしたが、いま進行している事態が浮き彫りになりました。
それによるとスマホの所持率は、高校生の男子では80%、女子では95%を越え、特に平均使用時間の長い女子高生では平均が一日6.4時間、12時間以上との回答も1割を越えたそうです。

 

動画の視聴やLINEなどSNSでのやりとりが中心とみられ、内容上から長時間の利用が必至となるようです。また小学生から高校生までの子ども全体では、「テレビを見ながら」使う子が約49%、「ご飯を食べながら」が約21%いて、特に女子高生ではその「ながら利用」がそれぞれ約75%と約39%にはねあがっていました。そして「インターネットを止めようとしてもできずに苦しい思いをした」という女子高生は4割近くもいたそうです。
ネット依存の予防啓発に取り組む民間団体の方は、「『ながらスマホ』は今後も増えていくと思われ、自分にとって大事なことが後回しになってしまい、自己嫌悪に陥っている子どもが多くなっている」と指摘していました。

 

「10~18歳の未成年者がスマホや携帯、パソコンなどの機器に支配されつつある」とも言えるような現状が浮き彫りになりつつあります。ネットをやめようとしてもやめられない若者達は、もはや一種の「病気」にかかっていると見るべきだと幅広く指摘されています。スマホに心も時間も奪われ過ぎて、「社会でどう生きるか」を学ぶ機会も急減していく情勢に、危機感を募らせる人びとも増えています。(明日へ続く)