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月別 校長通信

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第1138回 中学朝礼~クラブ活動と学校生活

2015年7月1日

この時期の朝礼は例年、中学と高校を別々に行っています。それぞれの重点課題を考慮した設定であり、中学生は29日の1校時に行いました。来週1校時には高校生に集合してもらいます。

今日は先日の中学朝礼を紹介します。中学運動部で恒例の“藤沢スポーツデイズ”の時期がせまり、また中学1年生も本格的な部活動が始まって、学校生活のリズムや交友関係に大きな変化がおきることを受けて設けていました。

まず先週から本校を訪問していた豪州・マックロバートソン女子高校の生徒と先生ご一行に集まっていただき、お別れの挨拶をしてもらいました。代表2名のスピーチは流暢な日本語でした。
大会やコンクールに向けて、運動部と文化部の中学部員代表が前に出て、クラブ名と代表者名を述べ、決意表明をしてもらいました。おわりに中学総務副委員長の瀧川稜永君から、全体を通して応援のメッセージを述べてもらいました。最後に続けて中学陸上部と個人参加のヨット競技で優れた成績をあげた、中3の2名~渡井南海君と松尾海里さんの表彰を行いました。

 

では、壮行会に先立つ校長からの話をご参考までに載せさせて頂きます。

皆さんおはようございます。6月ももうあと2日となりました。この時期は毎年中学と高校を別々に朝礼を行っています。

この時期は、中学生の皆さんにとって生活の大切な節目になります。最初の定期試験の結果も出て、中1と中2はすでにブルーファイルが届けられました。中3はたぶん今日の予定でしょうか。学年の順位とか平均点との関係とかがまず気になるのは仕方ありません。でも大事なことは教科やクラス・学年の先生から何度も話されたように、試験の徹底した復習とこの4月からの授業や勉強の振り返りです。そして、中1の皆さんの大部分はクラブ活動が本格的に始まりました。同じ中1の部活の仲間や先輩達との交流が一気に広がっていることでしょう。一方で帰宅時間が遅くなり、疲れがひどくて宿題や復習をやるのが辛い日も出てきていると思われます。中2や中3の諸君はクラブの後輩達が出来て、教える楽しさや部を引っ張る自覚に張り合いを感じていることでしょう。

この時期は毎年、中学の各運動部が藤沢スポーツデイの大会を迎えます。文化部でも全国につながる地区大会や夏季大会を迎える部があります。本日は例年通り、大会を控える各クラブの壮行会も兼ねています。関連して日頃のクラブ活動に関わるお話をテーマにしたいと思います。多くの人にとってクラブは、クラスに次いで学校生活の大事な拠点になります。この先夏休みには、夏合宿も数多く行われます。練習を長い時間を共にし、大会やコンクールで励まし合い、仲間との絆が深まっていくことでしょう。クラブで目標を共にして頑張った仲間とのつながりは、学園を卒業してからも大切なものになります。
一方で練習についていけなくなったり人間関係で悩みが出て、せっかく入った部をやめる人もいます。中3や中2の皆さんに、いま悩んでいる人がいるかもしれません。基本的には部活の入退部は任意です。それでも一度入ったクラブは出来るだけ頑張って続けたいものです。高校受験がない学園では、中高を通してスキルを高めていけます。実力を伸ばして結果を出し、体力や精神力を鍛え、リーダーシップやメンバーシップを高めて成長してほしいと思います。

そこで部活動に関連して、3つのアドバイスをします。
まず第一に、それぞれ自分の部活で具体的な目標を持つことです。個人として、チームや団体として目指すべき目標を持つことで頑張れるのです。「まず1回戦を勝つ」「県大会に勝ち上がる」「優勝する」「金賞を取る」「13秒を切る」「1分を切る」「有段者になる」「去年よりも良い成績を出す」など様々でしょう。自宅で出来るトレーニングもあるはずです。部内にライバルがいると更に頑張れます。やる以上は仲間と共に切磋琢磨しましょう。

二番目は、クラブの仲間を大切にすることです。誰かを仲間外れにするとか無視するとかのケースはないでしょうか。中には練習がいい加減で注意したい部員もいるかもしれませんが、顧問の先生やリーダーに相談し、言葉を選んだ対応を心がけましょう。
ラインやメールの使用についても注意が必要です。連絡や相談などで必要でも、夜遅い時間はなるべく避けましょう。言葉も気をつけて選びましょう。顧問の先生とも話し合い、相手の気持ちを考える節度ある利用を心がけましょう。

また部活後の下校時刻のルールを守りましょう。先日も19時半頃に最寄り駅にいる中1部員達に会いました。最終下校時刻は18時20分です。下校途中の「買い食い」も禁止です。駅のホームや車内で守って下さい。携帯・スマホの使用もお家への連絡のみとされています。「下校時間も部活の延長上と自覚する」ことを顧問の先生方からも指導されているはずです。
部活動でも大事なものは挨拶です。校内や校外で出会った時、いつも気持ちのいい挨拶を大事にしてくれるクラブが多数あります。挨拶をきちんと出来るクラブが多い一方で、「いまいち」の人が目立つクラブもあります。それぞれ元気の良い挨拶をクラブ全体で声を掛け合い心がけて下さい。

 

さて最後に、勉強との両立という課題があります。日曜日や休日に大会や練習試合が続くクラブもあることでしょう。すごく疲れて、勉強したいけど「バタンキュー」で寝る日もあるでしょう。部活の大変な人こそ、まずは日々の授業を大事にしなければなりません。いつも授業中にダラダラおしゃべりし、ちゃんとノートも取れない作業もしない、そういう人はいないでしょうか。
部活動を大事にする人は、日々の授業に集中することの大切さも人一倍理解しているものです。授業中にきちんと集中してなるべくその時間の中で理解してしまう。ふだんから「隙間時間」にも何か勉強に向かうようにする。・・・・・・部活を大事にする人は勉強への姿勢もしっかりしてくるものです。それが両立の基本になるのです。

皆さんは、高校受験という課題には向き合う必要はありません。しかし大学受験という大きな目標がこの先に待っていることを忘れてはいけません。時間にまだゆとりのある中学時代をどう過ごすはこの先の大学進学に大きく影響します。
試験前は当然として、ふだんの学習時間を増やして定着させましょう。毎週どこかで授業ノートをチェックする。宿題は答えを写さず自分の力できちんと取り組む。問題集を1冊全部仕上げる。やるべき事は見えているはずです。部活がある曜日とない曜日に分けて一週間の生活カレンダーを作るのも有効です。予定通りにいかなかったら修正を図り、ここはやると決めた時間帯は意地でも机に向かいましょう。自分の生活と時間をしっかり管理していきましょう。

 

先ほど、学園に滞在していたマックロバートソン高校の皆さんにご挨拶をもらいました。この間、ホストファミリーや校内のバディー等で、ここにいる大勢の中学生とご家庭のご支援とご協力をいただきました。本当にありがとうございます。
湘南学園はグローバル教育にも力を入れる私学です。文科省からもスーパーグローバルハイスクールに取り組む注目校の1つとして評価を受けました。本日放課後にいよいよ「グローバルサークル」の説明会を行います。在校生の皆さんが主役になれる新しい場面が設けられます。英語の好きな人や少し自信のある人、国際交流やグローバルな問題に関心のある人など幅広い参加を期待しています。このサークルの中心になるメンバーと、部活のない日にテーマによって参加できるメンバーを、中高にまたがる形で募集しています。2020年東京オリンピックも控えて、来日する外国人も増加の一途です。この藤沢江の島も重要な会場になることが決まり、皆さんの活躍の舞台が一気に広がる可能性があります。まずは今日のミーティングに参加してみて下さい。

では今回の藤沢スポーツデイを皮切りに、これから続く各部の大会やコンクールの舞台で日頃の練習の成果を発揮できるように皆さんの活躍を祈っています。勉学と両立させながら頑張ってください!
以上で私の話を終わります。ありがとうございました。