【SDGs】ひんこんってなあに?1・2年生と考えてみました
前回、低学年の子どもたちとSDGsの6番と14番についてみんなと勉強しました。
それからというもの、子どもたちからSDGs関連の言葉を聞く機会が増え、紙を無駄にしているともったいないよなどの声も聞こえてきます。
今回は17個ある目標のうち、1番の「貧困をなくそう」ということについて一緒に考えていきます。
そもそも貧困とはお金がない事ですが、実際いくら以下の金額で1日を過ごすのでしょうか?
定義としては、1日2ドルでの生活を送っている人のことです。
子どもたちには小遣いではなく、電気代や水道代などの生活費も込みのことを伝えると驚いていました。
家庭にお金がないから、子どもたちも学校に行けなかったり、教育を受けていないと低賃金で働いたりと貧困スパイラルの話もしました。
自分たちが恵まれていることを実感し、どうしたらなくなるのかを考えてみました。
一番多く出てきた意見はお金をあげることでしたが、ずっとあげることはできない
この問題は大人だって解決できないから問題が続いているので、無理をせずに自分たちでできることを考えてみました。
「お金がなくても病人を見てくれるお医者さんを知っているよ」
「どこが一番安く買えるか教えてあげられるかも」
実際の人物を想像して考えられることは本当に素敵なことです。
子どもたちが考えてくれたいくつかの案です。
「シーグラスを海で拾ってお金に変えてくれるところがあるよ」
「お家で使っていないものをみんなでお店ひらいて売ろうよ」「メルカリとかあるよ」
具体案が沢山出てきたことが何よりもうれしく思います。
過去に国策として出てきたものもいくつかありますね
実はアフタースクールでの取り組みで、世界の貧困の人たちに寄り添う活動もしてきました。
そうなんです。もう子どもたちはいろいろがんばっています。
子どもたちの視野が広がり、自分だけよければいいという考えでなくなることが心を豊かにして解決につながっていきます。
時間はかかりますが、子どもたちの思いを形にしていきたいと思います。
これからもご協力よろしくお願いします。