夏の自由な研究

2021年9月6日

 夏休み明けの楽しみのひとつが、子どもたちの自由研究を見て回ることです。
 面白いテーマのものが多く、「ここに着目したか!」と関心するものがあります。

 2年生の教室の前には、Iさんの『魚のうきぶくろのかんさつ』が掲示されていました。「魚が上手に泳げるのはなぜか?」に着目し、ニジマスのお腹をさばいて観察していました。実際に浮き袋を水に浮かべて調べているあたりに感心しました。さらに、模型まで作ってニジマスの体をリアルに表現していました。たくさんの時間をかけたIさんの研究です。

 3年生の廊下のテーブルには、かわいいパンダの絵が描かれているノートがありました。Sさんの『パンダについて~名づけ親になるために~』の自由研究です。副題が気になって手に取りました。ページをめくるとパンダについて調べたことがたくさん書かれています。Sさんは「パンダの名づけ親になるためには、パンダのことを知らなければダメだ。」と思ったことが、研究するきっかけであると述べています。それは名づけ親にふさわしい考えだとと思います。夢が叶うとよいですね。

 僕の個人的な嗜好で食いついてしまったのが、4年生のYくんの『高校野球2021ぼくの甲子園レポート』です。夏の甲子園は学校関係者以外は無観客だったので、観戦したレポートではなく、新聞記事を元にまとめられたものです。Yくんが注目した高校の紹介と試合の内容を、新聞の切り抜きと一緒にスクラップしています。実は僕も小学校時代に全く同じことをしていました。巨人の原監督が高校野球で活躍していた時代です。そのスクラップノートは捨てることができず、部屋のどこかに仕舞い込んであります。

 自由研究が面白いのは、子どもが自分の興味を持ったこと、好きなことを徹底的に調べたり作ったりしているところです。数々の自由研究を見ていると、子どもたちから夏休みのお土産をもらった気分になります。