ビーチマネープロジェクト

2022年1月28日

 児童会が全校児童へ呼びかけ、ビーチグラスを集めています。
 ビーチグラスとは、海で長い年月をかけ角が取れ丸みを帯びたガラス片のことです。シーグラスとも言われています。それをビーチマネーと呼び、ビーチマネーショップに持って行くと、いろいろなサービスを受けられるという取り組みが地元湘南でされています。
 今回は同様な取り組みを「ビーチマネープロジェクト」と称して湘南学園小学校でも始めました。先日は週に一度の受付日(回収日)だったのでのぞきに行きました。1年生を中心に子どもたちが列を作って受け付けの前に並んでいました。ビーチグラスを集めて場所を尋ねると、葉山や鎌倉の海岸で拾ったと言っていました。見せてもらうと、緑、茶、青、無色透明など様々な色のガラスがあり、「これはビールだな、これはコーラだな。」と高学年の子が低学年の子に教えてあげていました。乳白色のビーチグラスは飾って置きたくなるくらいきれいでした。児童会が毎週受け付けてくれるビーチマネーの数は、1回につき6個までと決まっており、渡すと校章シールが1枚もらえ、6枚ためるとお楽しみなものと交換できると聞きました。
 僕も数年前に行った3年生の海の学校でビーチグラスにハマり、小物を作ったことがあります。まだ家に100個くらいあるので、今度の受付日に持って来ようと思います。

 ビーチマネーを集める目的は、海がきれいになりビーチグラスが無くなることをゴールとしています。
 ただのガラス片をビーチマネーと呼び、きれいな海にする活動につなげられるのも、湘南の風土があるからだと思います。そして、このような活動を小学校でできるのも、湘南学園が海の近くの学校だからです。いつもここに海があるから、いつでも海に関係する活動はできます。しかし、ややもするといつでもできるという考えでいるがために、やらずに時間が過ぎて行ってしまうかも知れません。いつかはビーチグラスが無くなり海をきれいにするために、「今」活動する必要があるのです。