教育実習生から学ぶ

2016年11月18日

 書写検定で日本一をとった卒業生の大脇先生が、先週から明日までの2週間、教育実習に来ています。大脇先生は、本校から湘南学園中高へ進学し、「平成22年度公式書写検定」で全国の高校生たちの中からただ一人の最優秀者に送られる「平成22年度文部科学大臣奨励賞」を受賞しています。
 
◆ 当時の中高『校長通信』はこちら
書写検定で全国最優秀賞を受賞!

 当時、湘南学園全体にとってあまりのビックニュースに先生方は興奮したものです。新聞にも掲載され、学校中で喜んだことを昨日のように思い出します。2011年の中高「校長通信」に当時の校長山田先生が記事を載せていましたから拝読し、その後書道部を訪ねて、大脇さんの作品を見に行ったことを思い出しました。大脇さん以外にも内部生が書道部で腕を磨いており、団体でも頑張っている姿に嬉しさを感じ、居場所があることと書道を通しての一体感を覚えました。それにしても日本一の凄さに周囲は驚いたものです。
 
 今回、実習に来ることが決まり、いくつか質問をしてみようと決めていました。

Q1)湘南学園小学校はどんな学校でしたか?
→自分の個性を伸ばしてくれる学校です。
→実習に来て、挑戦したいこと・好きなことをのびのびと楽しくやらせていただきました。
 
Q2)中高でも教育実習をしたと聞いています。小学校と中高との違いは?
→小学校は、休み時間もお弁当の時間も子どもたちに接しているので、子どもと関わる時間がとても長いです。
→音楽のことを専門に勉強していますが、専門外のことも時間をつくって勉強していきたいです。
 
Q3)昨日の音楽会の感想を教えてください。
→懐かしかったです。子どもたちの真剣な表情に、今までの頑張りを感じ、感動しました。
 
Q4)小学生の時期は、どのように過ごしたら良いでしょうか?20才までの先を見てアドバイスをお願いします。
→色々なことに挑戦しておくこと。無理しない程度に、自分でやってみたいことはやった方が良いです。
 
Q5)将来の夢は?
→今は、教員になりたいです。音楽を教えながら。小学校も良いなぁと、思っています。
 
Q6)実習生として来てみての感想は?
→先生方は、私が児童の時と変わらず温かく迎えてくださいました。児童の立場ではなく、先生の立場でみると、今までの景色とはちがうものがありました。
 
Q7)書写検定で日本一。どうしたら取れたのですか?
→書写検定で毎年毎年頑張っていたのですが、顧問の先生の教えもあり、気づいたらいただくことができました。

 今日は、2年生たいよう組で算数の研究授業を行いました。役者に変身し、ぐぐっと子どもたちを引きつける場面もあり、工夫も見られあっという間の授業でした。
 
<2年生の子どもたちは、どう思ったのでしょうか? 聞いて見ました。>
・もう2週間たっちゃったの?早いね。これからもがんばってね。ここに来て楽しかったなら、良かった。
・優しくて、可愛い先生。声もきれいな先生だったよ。
・ピアノの伴奏をしてくれた。上手だった。
・すごく遊んでくれた。
・分からなかった所を教えてくれたり、お弁当も一緒に食べてくれたので嬉しかった。お弁当がいつもより美味しく感じたよ。
・おにごっこをして、いっぱい遊んでくれました。
 
 最後に、皆さんへのメッセージを表現していただきました。