第195回 書道部員が、書写検定で全国最優秀賞を受賞!!

2011年2月19日

本校の書道部の部員が、すばらしい快挙を達成しました。
高1Aの大脇ひとみさんです。 「平成22年度公式書写検定」の前期・後期合わせて受験した全国の高校生達の中から、ただ一人の最優秀者に贈られる、「平成22年度文部科学大臣奨励賞」を受賞したのです!  顧問の山下喜久枝先生に尋ねると、公式書写検定一級の本試験は90分という制限時間で、次のような5つの課題に取り組むというハードな設定です。

  1. 4分間の「聴写」
  2. 封書・指定テーマによる文案自作・手紙文作成(ペン)
  3. 漢字のかな交じりの書(毛筆・小筆、行書)
  4. 指定テーマによるA3ポスター作成(毛筆、楷書)
  5. 漢字・太字(毛筆、行書)

・・・・・・今回の受賞課題作品は後日、ホームページに掲載されるそうです。

素人の私から見ると、総合的な書道の能力を試す設定とはいえ、本当に過酷な課題です。硬筆も毛筆も力量を高め、芸術的なセンスも磨き、異なる性格の課題 の各ポイントを迅速に理解して仕上げなければなりません。高3・高2の多数の先輩達をおさえて、高校1年生の段階で受賞したのも本当にすごいことだ!と拍 手を送るばかりです。


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大脇さんは、いつも笑顔が印象的な、チャーミングで心優しい生徒です。書道は小3から始めて、書道部に入部後これまで数々の作品展、コンテストで優秀な 受賞を重ねてきました。学園祭では、会場のドライエリアで大勢の観客を前に、「書道パフォーマンス」の担い手のひとりとして巨大な筆を全身で動かす姿がけ なげでステキでした。
また彼女は豪州セミナーにも参加しています。メルボルンでは私も一緒に行動する楽しい時間がありました。ノックス校の生徒達の受け入れでも、同じ書道部の仲間共々に、コミュニケーションとサポートに努めてくれていました。
1月の合唱コンクールでは、クラスのピアノ担当で難度の高い伴奏を鮮やかに弾きこなしていました。
多彩な才能を持ちながらいつも温かく、多方面に積極的なところが立派であり、学園生らしい雰囲気を感じます。今後も書道の奥深い世界を究め、大きな将来の夢や希望を育んでいってほしいです。 (お知らせ)3月20日(日)15時~ 横浜ランドマークプラザ
第6回『かながわ書道まつり』で書道のパフォーマンスコンテストあり
書道部の高1・中3有志で、参加~出場するそうです!