三崎漁港見学 ~5年生~

2018年5月17日

 5年生は一昨日(5/15)、三崎漁港見学に行ってきました。5年生の総合のテーマは「食」。

 第1弾は【日本の食調べ】
 「『日本の食』といったら、どんなことを連想するのか」について、紙面にoutputする授業でした。主婦感覚で、しっかり書ける子もいて驚く反面、明らかに書けない子もいたので、家庭の食文化がわかってしまうようで、親の立場に立つとドキドキする場面です。お互いの発表を通して「なるほど」と、学習の広がりを感じています。

 第2弾は【三崎調べ】
 GWの課題として社会「三崎漁港の下調べ」がありました。三崎見学に行く前に1つテーマを決めて、下調べをするのです。文字だけでなく、絵を描いたり、写真を使ったり、漁業の種類、三崎漁港の歴史、漁港の役割り、マグロの種類、マグロ料理など、興味あることを調べてA4用紙1枚にまとめるという課題でした。
 
<わかったこと・感動!>
★三崎の漁港の特徴として、沖合、沿岸漁業の拠点として発達。
①黒潮(日本海流)に乗ってきた魚が捕れる。
②波の来ない港である。理由は、城ヶ島が自然の防波堤の役割を果たしているから。
③昔は江戸、今は横浜や東京などの都市に近いので、新鮮な魚を届けられる。

★最近は魚が少なくなり、外国が漁業のできる場所を制限している<200海里水域>のため、日本の船が自由に魚をとることが難しくなったので、魚をとる数が減っていること。
 
第3弾は【三崎見学:魚市場+水産加工】
 魚市場へ行った後、水産加工現場を見せていただくことができました。さいか屋の地下に出店してる羽床(はゆか)総本店の水産加工現場です。
①冷凍マグロを工場の中に入れて、何キロあるか予想。
②冷凍状態のマグロをカットし切り分ける作業→解凍→加工食品(西京焼き・粕漬け)の製造工程を知る→パウチする場面を見学。
 
<保護者:三崎見学に感謝>
・お弁当に入りやすい切り身が最高。ボイルできるので簡単。毎月15日はお得。味噌づけが美味。
・あれから、息子はマグロが食べれるようになりました。

と、保護者の声も届きました。
 昨年度よりこの企画を取り入れました。羽床総本店様、ありがとうございました。新鮮な魚をどうやって消費者の口まで運ぶのか。実際に魚をカットしたり、加工している場面を見る体験を通して、驚きがありました。三崎見学も進化していて、新しいことを開拓している先生方にも感謝します。

 私も三崎には年に1回程度、早起きして行きますが、5年生からの新情報を今回得て、大変勉強になりました。
 「百聞は一見に如かず」。5年生の廊下に掲示されていますので、もう少し丁寧に見て吸収してから、久し振りに三崎に行ってこようと思います。