からだ全身を使って〜何度も踊る〜

2018年9月14日

今週から本格的な踊りの練習に入り、「疲れた」「踊りの練習で筋肉痛です」「振りを覚えないと」と、子どもたちも忙しく過ごしていました。
明日からの3日間のお休みを知らなかった人も結構いたので、朝、教えてあげると、お休みに入る前の「今日は、頑張る」という人も多く、雨の日でも学校の中は活気に満ちていました。
体育の授業で真剣に取り組んでいる皆さんの姿は特に印象的で、お客様に校舎内をご案内した時にも2年生の「花笠音頭」を見て「4年生ですか?」、3年生の「はねこ」踊りを見ても「大きいですね」と言われました。からだ全身を大きく使って、何回も何回も練習していましたからクタクタだと思います。この3日間で少しゆっくりしてくださいね。

そして休み時間の音楽室でも、私立学校の音楽会に向けて歌声が響いています。
コツコツと続ける今週でしたから、形になる時が楽しみです。

今日は淡路先生の保護者向け講演会「表現する」がありました。
●自分の両親が私にかけてくれた声掛けを思い出し目頭が熱くなりました。表現を自由にのびのびとできる青年、大人になれるように「体験から知恵を引き出す会話」を心掛け、“ダメ”とは言わない子育てを楽しくしていきたいです。まずは子どもの話を楽しみます。

●子どもの表現力・作文力に進歩がみられないのは、子どもの語彙が足りない、読書が足りないのかなと考えていましたが、実は自分の子どもとの対話・会話が足りなかったことが原因だと分かりました。せっかく、小学校での様々な体験を無駄にしないよう、子どもとの会話にもっと一生懸命向き合いたいです。

●「表現する」というテーマの中で「体験が知恵」になるというお話がありました。「体験」というと特別(どこかへ連れて行ったり…)なことを考えてしまいます。特別なことをしなければ!と。でも、大切なことは、子どもが普段の中で感じていることをよく聞いて(受け止めて)共感して褒めてあげることで、それが「体験」になるということに、少しショックを受けました。我が子の毎日の体験が知恵になるようなかかわりができているだろうか?反省し、生かしていきたいと思います。

●子どもが発した言葉に価値を持たせる!この言葉が一番心に響きました。子どもが発した言葉や表現への評価は親が勝手に親の価値観でつけているもの。そうではなく、子どもが自らおこしたアクションに対して、まずは認めることが大切だと分かりました。今日から、「安心」「自信」を付けてあげられるように頑張りたいと思います。