親子で「交通安全教室」~1年生~

2019年4月12日

警察のおまわりさんと藤沢市役所の防犯交通安全課から3名を招いて「1年生 交通安全教室」を実施し、『自分の命は自分で守る』ために、親子で大事な授業を受けていただきました。本校では、遠くから電車やバスを利用して登校するお子さんも大勢いますので、とにかく、「安全」第一で学校に来てほしいです。

第1弾は、市役所の方とお巡りさんからのお話(3点)
①昨年の事故数は、藤沢で601件、飛び出しは5件。
②通学路をきちんと歩くことが大事。親は子どもと一緒に歩いて、危険個所を把握しておくことが大事。
③今年の事故の特徴は
・横断中の事故が増えていること。
・「とびだし」が多いこと。
・昨日も横断の途中で急に思い出して走ってしまい、事故にあったこと。
・横断歩道を渡っている子を運転手側から見えずに事故になったこと。
お花見がてら、お子さまと通学路の確認をして、危険個所などお子さまに教えてほしいとのお願いも加わりました。

1年生に質問もありました。
・信号機が青の時は、渡って良いですか? 答え)渡って良い
・信号機がチカチカの時は?       答え)すぐに戻る。
・遠くにいる時に、チカチカしていたら、皆さんはどうしますか? 答え)渡りません

 はきはきと答える1年生がいて、驚くこともあります。警察の方から「お父さん・お母さん、我が子がちゃんとやっていたら褒めてあげてください」と、褒めることの大切さについても話されました。

防犯交通安全課の方から道路の渡り方のお約束として、右手を大きく上げろには2つの意味があること。
①小さい子どもも大きく見えること。
②ぼくは、「これから渡りますよ」という合図になること。

第2弾は、「横断歩道の歩き方」指導です。
・道を歩く時は『顔をあげて、しっかりまわりを見て歩くこと』が大切です・背筋を伸ばして歩きましょう。
・目線が大事。目線を上げていれば様々な景色や人々の様子が目に飛び込んできます。
・道路の途中で青信号がチカチカしたら、早足で渡ってください。
・信号が「赤」の時は渡りませんよ。
・親が道路の反対側からお子様に声を掛けないこと。
 (親から声を掛けられたことで、子どもが飛び出してしまいます。)
・歩道を歩く時は子どもを内側に入れて、保護者は車道側を歩いてください。
・子どもが飛び出さないようにするために、子どもの手首を掴んで歩いてください。
・道路の真ん中ではなく、必ず端を歩いてください。
・まず信号の色を見て、右手をしっかり挙げて、「右・左・右」。右を見て、左を見て、もう一度…。車が来ていないか、よく確かめて。手をピンと挙げたまま、渡ります。
と貴重なお話がいくつもありました。

基本中の基本をしっかり学ばせていただきました。親がやったように子どもは真似をしますので、親子で講習を受けることの大切さを感じました。市役所の方警察の方、今日はありがとうございました。