「たんぽぽ」の魅力

2019年5月17日

 4月は「先生、見て」と、黄色いたんぽぽを持って登校してくる2年生が何人かいました。そしてGW後は、たんぽぽのわた毛が飛ばないように大事に大事に持って来て、ピロティで「フッー」と、飛ばしたのです。

「たんぽぽについて詳しく書かれている絵本を教えてください」と図書の先生にお願いすると、絵本「たんぽぽ」(平山和子・福音館書店)を紹介してくださいました。確かにこの本は、たんぽぽについて、詳しく書いてあります。

 教科書の「たんぽぽのちえ」は花やじくを取り上げていますが、この本はたんぽぽの根っこについても書かれており、たんぽぽの根っこが非常に長いことが絵で表されています。実際に掘った松下先生に声をかけると、「かがくのとも」4月号の「たんぽぽ」の絵本を持っており、見せてくれました。

そして、実際に掘ったたんぽぽの根っこも見せてくださったので、絵本の横において、根っこの長さを比べてみました。

 この本の中に、たんぽぽの花の枚数について書いてあるページがあります。子どもたちにマスを書いた用紙を渡して、「たんぽぽの花を数えてこれたらやってきてね」と、伝えた先生がいました。「312枚もあったよ」「マスが足りなかった」と言って持ってきた子もいたようです。
 
=日記より=~2年生の日記より~
ママとたんぽぽをさがしたら、バスていの近くで、大きなたんぽぽを見つけたので、そのたんぽぽで、花びらの数を数えました。
 はじめに、じゃまなくきやはっぱはとって、花びらをばらばらにしました。すごく細かくて風ですぐにとんじゃうので、紙のますにならべるのが大へんでした。ママといっしょにやっても二じかんもかかりました。
 
 たんぽぽ2年生を担任した時に、たんぽぽの根っこ堀りに挑戦したり、花びらの枚数を数えたり、綿毛を遠くまで飛ばしたことを思い出しました。たんぽぽの根っこ堀りは、一度も成功したことがなかったのですが、塩ビ管で育てると、長くまっすぐに育つことを教わりました。たんぽぽの季節は、GWまでのようです。たんぽぽの季節が、待ち遠しくなってきました。