雪の学校~5年生~

2020年1月22日

待ちに待った「雪の学校」(3泊4日:新潟県十日町松代)に、5年生108名が出発しました。継続して9年目の今年は暖冬。
「雪あるかなぁ。雪がなかったら、『雪の学校』ではなく『山の学校』2年連続になってしまうよ」
と声が上がるほど、雪があるのか心配でした。

上越新幹線に乗り、トンネルを抜けると「わぁ」と歓声が上がりました。雪が降っていたのです。越後湯沢駅で下車し、ほくほく線に乗り換えまでの時間も駅構内の窓際に子どもたちが一斉に並び、雪景色を見ていました。

初日の雪遊びは、バスで松之山スキー場へ移動。
嬉しいことに、テレビ新潟のスタッフと妻有新聞社の方が来てくださり、雪と戯れる子どもたちを撮影し、インタビューしてくださいました。妻有新聞の方から
「校長先生、いよいよ来年は10周年。楽しみにしています。10年続くことは凄いことですよ。」
テレビ新潟のアナウンサーからは、
「自分の考えをよく話せる子どもたちですね。」
「5年生なのに、自分の言葉で語れるのは凄いです。」
と褒めていただくと、
「僕たちは毎朝、校長先生と挨拶をしていますからね。自分の考えも言えるようになったし、挨拶もしっかりできるのです」と答えた男の子がいて、また驚かされました。

テレビ新潟の放映は、18時15分からでした。
・昨日までほとんどなかった雪が、山沿いでは断片的に雪が降りました。
・小雪の「恵みの雪」に新潟県では安堵の声が上がっています。
・十日町市の松之山は新潟県内有数の豪雪地帯ですが、昨日までは何も雪がありませんでした。
・温泉街、スキー場は山沿いでまとまった雪がふりました。
・例年なら2メートルはあります。
・この雪で、温泉旅館の前には、かわいらしい「雪ウサギ」が飾られました。
・暖冬小雪が続く新潟県内、海外の方は、雪を楽しみに来ているので、それがないと選ばれないのです。
・松之山温泉スキー場では、今日は新雪のコースを滑るスキー客もいました。
・ゲレンデの雪は約70センチ。例年の約3分の1。
との説明がありました。

・「雪遊びを心待ちにしていました」
・「すごいきれいで、新潟ってこんな感じなんだと感動しました。」
という子どもたち。ゲレンデに響いた子どもたちの声、湘南学園小学校の子どもたちの声が松之山に響き渡ったこと、町を元気にしたことは間違いありません。

一日中、子どもたちも先生方もクタクタでしたが、108名全員が松代に来れたことが何より嬉しいことでした。