秋、粧う

2020年10月22日

 児童の玄関の手前にもみじがあります。
 この木が色づく様を見るのがひそかな楽しみです。

 2年生の教室の前には、柿の木があります。照柿色の実がたわわに実っており、ヒヨドリやシジュウカラが恵みを受けています。
 学びの森に小さな赤い実がなっていたので、近くにいた松堂先生と三好先生に名前を聞いてみました。「南天の実」だと教えてくれました。日本画のモチーフになるとのこと、さすが図工科のお二人。
 1年生の教室の前の畑には、サツマイモの葉が茂っています。「雑草にまみれていて、地面の中でサツマイモがなっているかは分かりません。」と、森先生が笑っていました。





 来年度の1年生の入学試験もこの時期に行なわれます。
 5年生には整列補助などの手伝いをしてもらっています。毎年、「お手伝い児童係」になりたい競争率が高く、今年も希望が叶わずで涙を流している子がいたという話も聞きました。
 入試の当日、児童係になったSくんは「4月になったらお世話するんだよなあ。」と、嬉しそうに言っていました。受験者の保護者の方からは、「5年生のおかげで子どもがリラックスできました。」と感謝の言葉もいただきました。
季節はまだ秋ですが、すでに春を見据えている5年生を頼もしく思いました。