本と出会う2-読書感想文-

2020年12月17日

 学校から応募した夏休みの読書感想文の表彰状が届きました。
 5年生のSさんは、藤沢市小中学校読書感想文コンクールで『あんな死にかた、もう二度と』(高木敏子著)の感想文を書き、優秀賞を取りました。3年生のときに同書を読んだことがあるらしく、その時との感じ方の違いが表現されています。また、主人公に共感しながら、自分事として捉えて、Hさんさん自身が行動に移している所がよく書けていると感じました。


 3年生のKさんも、藤沢市小中学校読書感想文コンクールで『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子著)の感想文を書き、優秀賞を取りました。Kさんは、主人公と自分の経験を具体的に重ねながら文章に表しており、本書を通じて生き方を学んだことが伝わってくる感想文でした。


 3年生のNさんは、神奈川県夏のすいせん図書読書感想文コンクールで『放課後の時間割』(岡田淳著)の感想文を書き、佳作を取りました。Nさんの感想文は、読者への問い掛けがあったり、自分の考えだけではなく、物語を越えた想像も書かれていました。ですから、感想文としてだけでなく読み物としても面白いと思いました。

 賞を取った三人に共通していることは、感想文を書くために本を読んいるのではなく、本が好きだから本を読んでいるというところです。
これからも、素敵な本に出会って欲しいと思います。

 今日も本を手に登校して来る子がいます。