2021 ブリティッシュヒルズセミナー

2021年12月25日

今年も冬休みのブリティッシュヒルズセミナーに参加しました。去年に引き続き、感染症対策に気をつけながらのセミナーです。

ブリティッシュヒルズに到着。ここからは、案内もすべて英語でのやりとりです。聞き取れた単語を手がかりに、友だち同士で「こっちに行けって」「ここに座れって」などとフォローし合いながら、プチ留学体験の始まりです。パスポートコントロールとチェックインを1人ずつ済ませたら、マナーハウスの案内をしてもらいました。
英国から取り寄せたアンティーク家具や、ものすごく価値のあるペルシャ絨毯の話、壁の絵のイギリス王室と日本の皇室との友好関係、イギリスの大学の食堂と同じ作りのrefectoryなど、英国文化に関わるいろんなお話を聴きました。
すれ違う人から“Where are you from?”なんて問いかけられてドキドキしたり、グループに分かれてのレッスンが始まったり、英語づけの生活をみんな楽しんでいるようです。
レッスンを終えると、キチンとした服装に着替えて、素敵なイルミネーションを見ながらrefectory での夕食でに向かいます。食事後はパブでのお楽しみタイム。名物のバタービールを注文したり、ダーツに挑戦したり、2階では何だかヒミツの話で盛り上がっているようでした。

2日目は早起きして朝食前に雪だるまを完成させたグループもいました。朝食会場では、おかわりしたい具材をなんと言えばいいのか押本先生に教えてもらったりして、スタッフの方と英語のやりとりにチャレンジする子も出始めました。2日目からは、学年毎のグループで別々のレッスン。6年生はジムでスポーツプログラム、5年生はカリグラフィーからスタートです。後半のプログラムはスコーンづくり。材料を計ったりこねたり、先生の説明とお手本を参考に、最後の片付けも指示はすべて英語でしたが、みんなで協力して作業を終えました。そうこうするうちにいい匂いのスコーンが焼き上がり、味見をしたりお土産に持ち帰ることができると聞いて、大喜び。6年生は午後に同じレッスンを体験しました。
2日目最後のレッスンは、テーブルマナー。このあとでいただくコースディナーの予習です。ナイフやフォークの位置から始まって、GoodマナーとBadマナーのクイズなど、みんなでワイワイ相談しながら学びました。

最終日のレッスンは、学年毎に別れるものの、テーマはどちらも同じです。海外旅行で役立つフレーズや、数字や計算に関わるフレーズを、ゲームの中で楽しみながら学びました。最終日もチェックアウトするまで、「自分のことは自分でやる」という自立に向けた大事な練習+英語表現の練習ができました。こうしたレッスン外のヒドゥンカリキュラムがブリティッシュヒルズの大きな魅力だと感じます。
最後に、3日間の研修の成果を修了証の形で手渡されました。一人ひとり、先生から名前を呼ばれて感想を一言ふたことやり取りをして、みんなからの拍手を受けました。
「自分の英語が通じた!」「聞き取れた!」という自信と喜びが、今後の英語学習のモチベーションに大きくつながることでしょう。