2月11日と12日の2日間に渡り、制作展が開催されました。制作展は本校において大きな行事の１つです。１年間を通じて作り上げた作品を展示しています。絵画、造形、工作など、作品はバラエティに富んでおり、それぞれに子どもたちの個性あふれるものでした。

　制作展に先だって10日には、児童の鑑賞時間を設けています。自分の作品だけでなく、お友達の作品や上級生・下級生の作品もしっかりと鑑賞し、自分の中に新しい技術や感性を取り込む機会になっています。

　作品の一つひとつに、一生懸命作った分の良いところが必ずあります。どの作品もその子らしさが作品に現れるのです。その良いところを友達と認め合ったり、身近な人や家族に褒められたりすることで次の意欲に繋がることを願っています。

　また子どもたちは、何かを生み出す力に優れていると感じます。手を動かしながら少しずつ具体化していき、最初に考えもしなかったことが制作の途中で見えることがあります。最後には自身も予期しない作品が生まれたりするのです。そこに創作する喜びやおもしろさを発見できると、創作意欲はより増すことでしょう。

　今回は、参加人数の制限を無くし、多くの人に来場してもらうこともできました。ご家族で仲良く見て回っている姿も多く見かけました。みなさん笑顔があふれ、和気藹々とした時間となりました。

　どなたも楽しい時間を過ごすことができたと思います。ご来場ありがとうございました。

　＊写真撮影にご協力いただいた保護者の皆様もありがとうございました。