先日、今年度になって２回目の避難訓練を行いました。この避難訓練のポイントは、津波が発生したときに高い場所に逃げるということです。

東日本大震災の時には、多くの方が津波で亡くなるということがおきました。私も含め日本中のみなさんが悲しみにくれる出来事となりました。

時は過ぎ、今の小学生は当時のことをまったく知りません。ですので、あらためて津波被害の深刻さについて学ぶとともに、自分の命を守る行動を取れるようになってほしいです。

今回は、津波警報が発令されたことを想定し、二次避難として校舎三階へ移動する訓練でした。藤沢市の津波浸水想定では、最も厳しい条件でも校舎が浸水する可能性は低いです。それでも、津波の発生がありそうだなと思ったら、命を守るためできるだけ高いところに逃げましょう。

１年生は、６年生の教室に二次避難をするようにしています。実際に起きた場合、長時間にわたって待つこともありえます。普段から関係の深い６年生のお兄さんお姉さんと過ごして安心できるようにしています。

保護者のみなさまは、ぜひご家庭でも話し合うと良いでしょう。家の中もそうですし、登下校中などにも被災する可能性があります。そのときは、どうすれば良いのか考えてみてください。鵠沼海岸駅の利用者は、駅までの道で地震にあったとき、校舎まで戻るのが安全と思われます。ただ、それぞれの家の近くになると違いますので、話し合うことが大事です。