3年 地震から身を守ろう

2023年9月14日

9月1日は、防災の日。100年前の1923年9月1日に関東大震災が発生したことにより制定されました。日本は、地理的な要因から地震大国です。数年に一度、震度6以上の大きな地震が起きています。何度も何度も大きな被害を経験しながらも、防災対策や避難訓練などによって被害を小さくしようと取り組んでいます。

先日、3年生が震度7の揺れを体験しました。藤沢市役所の皆様と起震車に来ていただき、体験させてもらったのです。

市役所の方から、まずは地震の恐ろしさや地震の時の身の守り方などについて話をしてくれました。学校の先生たちも、地震が起きたら「だんごむしのポーズ」になると指導しています。市役所の方は、さらに詳しく教えてくれました。「ひざを開いた方が、体がより安定するよ」「頭も守りますが、首の太い血管を守ることも大切だよ」と先生たちよりも、より実践的です。

そして、起震車に乗り込み、大きな揺れを体験しました。子どもたちは揺れ始めたら、さっと身を屈め、自分の命を守る行動をとりました。揺れがおさまって降りてくるときには、「こわかった」「びっくりした」と口々に感想を言っていました。

最後に、地震への備えについて教えてくれました。「地震が本当に起きたとき、警察や消防や自衛隊の人たちが助けに行きます。ただ、閉じ込められたり、ケガをしたりした人を一人ずつ助けていくから、自分達でも72時間はなんとか生き延びるように、考えることが大事です。揺れが起きた時にどのように避難するかや、水や食料などの蓄えを用意しておくことも大切ですね」とのことです。

実際の揺れを体験し、いざというときの心構えができたと思います。先日は、モロッコでも地震がありました。被害の状況をニュースで見るととても悲しい気持ちになります。同じような地震が、明日来るかもしれません。お互い助け合うことも大切ですし、自分の身を自分で守る備えも大切ですね。