6年生特別授業「PAIZ(パイズ)」

2023年9月13日

ヒューマン・コンピュータ・インタラクションを研究されているフィンランドのスミタ・シャルマ博士とそのプロジェクトメンバーの皆さんが、6年生に特別授業「PAIZ(パイズ)」を行いました。

ヒューマン・コンピュータ・インタラクションとは、「人とコンピュータとの相互作用」という意味です。私たちは日常的にスマホやパソコンを利用しています。このような情報通信技術について、より良い利用の仕方を考えているのがスミタ・シャルマ博士です。

今回の特別授業では、「未来の学校は、どのような情報技術が利用されるか」を4日間考えました。グループを作り、子どもたち自身が議論しながら、考えを深めていきました。子どもたちが、テクノロジーをどのように使うと良いか、考える機会となりました。

また、今回の授業を通して出てきた考えは博士によってまとめられ、AIなどの今後の発展において、公平性や人間の主体性など倫理的な議論に役立てられるそうです。この授業は、フィンランド、インド、アメリカなどでも実施されているとのこと。

6年生の皆さん、普段の教科学習とは違う内容について、グループワークや発表に積極的に取り組んでいました。先生や教室や教科書やグラウンドなど未来の学校はどうなるのか、想像力豊かに考えていました。ChatGPTの登場など、先生たちもうかうかしていられませんね。

*プロジェクトについては下記のページをご覧ください。
http://interact.oulu.fi/paiz