5年生「雪の学校」NO.7(2023年度)

2024年1月29日

雪の学校の最終日、4日間お世話になった宿舎に別れを告げ出発。まつだい駅周辺で、新潟の文化に親しみました。

「昔遊び体験」では、「石けり」を教えてくださいました。石けりは、石に見立てたお手玉を的に落として得点を競うゲームです。雪に閉ざされる冬の時期は、家の中で楽しく過ごしているそう。単純な遊びですが、子どもたちはとても楽しそうでした。

「資料館見学」では、十日町の古い農家を移築した資料館で、農機具や生活の道具を見ることができました。本物の囲炉裏があり、その周りで生活の様子を資料館の方から聞きました。神奈川の現代的な住宅街に住む私たちとは違う暮らしぶりに子どもたちは驚くとともに、「竹とんぼ」や「羽子板」などの遊び道具を、昔と同じようにきゃっきゃっ言いながら、楽しそうに遊んでいました。

「農舞台見学」では、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」を短時間ですが見学しました。「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発掘し発信する総合文化施設です。雪国農耕文化とアートについての展示が並び、子どもたちは見入っていました。

長かった旅行も、これでおしまい。帰りは新幹線で帰ってこられました。家族と離れて過ごした4日間。湘南とは全く違う環境で思いっきり雪遊びを楽しみ、雪の中の自然に触れ、実り多い日々を過ごすことができました。

改めて感じたのは、雪の学校は多くの方の協力により成り立っているということ。引率経験が多数の教員にとっても新幹線が事故にあうことは、初めての経験でした。それでも、急遽バスを手配してくださった旅行会社の方をはじめ、多くの方々の力により4日間を成し遂げました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

行きの新幹線は結局動きませんでしたが、大きな事故だったのにも関わらず、次の日に復旧したことは素晴らしいことだと思いますし、帰りはしっかり運んでくれました。新幹線に関わるみなさまにもお礼申し上げるとともに、復旧作業でケガをされた方々のご回復をお祈りいたします。