グリーンフラッグ審査

2015年2月28日

昨日、湘南学園小学校に「FEE japan」の審査委員が3名いらっしゃいました。
そうです。この日はグリーンフラッグ審査の日。
エコスクール委員会が中心となり、飼育委員や園芸委員との連携を図りながら活動すること2年間、グリーンフラッグの継続取得を目指した様々な活動の成果が試される時がきたのです。もちろん、グリーンフラッグ取得という目標が全てではなく、そのプロセスにはすべて意味があるものですが、やはり継続して取得し続けたいという強い思いがあります。
 
14時40分、審査がスタート。
厳粛な雰囲気の中、子どもたちが次々と報告をしていきます。
エコスクールでの活動は多岐に渡ります。多くの活動を「FEE japan」の提唱する「7つのステップ」に細分化しての報告です。事前に準備しておいたパワーポイントにあわせて、それぞれの担当の人が報告。
とてもいい感じ、順調です!!

そして審査委員の方から質疑応答の時間がやってきました。この質疑応答にしっかりと答えることができるのか!?ハラハラドキドキでしたがこちらの心配をよそに子どもたちはハキハキと回答。本当にたのもしく見えました!

  
「エコキャップのリサイクルによって、ワクチンの足りない国にワクチンを届けた、ということですが、具体的にどの国ですか?」
「チョークの無駄づかいって具体的にはどういうことかな?」
「エコレンジャーというのは何ですか?どうしてやろうと思ったのかな?」
「どうしてこのエココードに決めたの?ほかに候補はありましたか?」

などなど、非常に多くの質問をされましたが、どの質問にも先生の顔を見ることなく、自分たちで考えて自信を持って回答している姿がとても印象的です。これも今まで自分たちのしてきたことに自信があるからでしょう。

  

続けて、審査委員の方から「グリーンフラッグを取得して何かありましたか?」「エコスクールの活動をしてみてどうでしたか?」という質問がありました。

「世界に認められた感じがして、とても誇りに思います。」
「またフラッグを取得できるように頑張ろうと思いました。」
「グリーンフラッグがあることで、エコに対する意識が高まりました。」
「自然に興味を持ち、生きものとのふれあいができました。」
「電気をこんなに使っているのか、とびっくりしました。」

子どもたちの感想を聞いて、この活動を通じてエコへの意識を高めただけでなく、目標のために努力することや取り組む姿勢も同時に培われたように感じます。自分のためだけではなく、みんなのために、みんなの気持ちや努力を無駄にしないためにも!という強い気持ちが伝わってきます。なんとかこの努力が報われてほしい!そう願うばかりです。
 
最後に、審査委員の方からのお話でとても印象に残った言葉を紹介します。

「計画を立てる上で大事なことは、『いつ』『誰が』『どこで』を明確にしましょう。」
「たくさんの意見を出すこと、どうしたらいいか考えていくことが大切。」
「今後活動をする人が同じ苦労をしないようにしてあげてほしい。」
 
来年度以降も、エコスクール活動は続きます。審査委員の方からの指摘や自分たちの反省を活かして、今後も精力的な活動を期待しています。長い時間の審査にも集中力を切らすことのなかった子どもたち。本当によく頑張りました!あとは結果を待つのみです!!


 ⇒湘南学園エコスクールページ