錣山親方と日本の国技”相撲”に親しむ

2015年3月30日

 湘南学園小学校に、錣山親方(元関脇・寺尾)をはじめ立田川親方(元小結・豊真将)と錣山部屋の力士の皆さんがやってきました。

 藤沢は「大相撲藤沢場所」を毎年開催するなど、相撲が身近に感じられる地域です。今回「大相撲藤沢場所」に先立って、子どもたちと交流する機会を作っていただきました。

 錣山親方からは「相撲は日本の国技。子どもたちには、相撲の良さにぜひ親しんでほしい」というお話があり交流会がスタート。総勢60名の子どもたちが参加し、学年ごとに力士に挑戦しました。

 立田川親方が「はっけよい!」と声をかけると、錣山部屋の力士に果敢に挑戦していく子どもたち。正面から力強くあたってみたり、回り込んで足を持ってみたりと、がんばります。力士のみなさんも、それに応えて押し倒したり、抱えあげたり力の差を見せつけます。一人でダメなら数人がかりでと挑戦もしますが、それでもさすが鍛えられた力士達。なかなか子どもたちはかないません。

 しかし、連戦の疲れからか息が切れ掛かったころに、子どもたちが投げ飛ばしましました。会場は大歓声に沸きました。

 相撲の魅力に取り付かれた子どもたち。会場の周りでは、兄弟や親子で相撲をとっている姿もありました。「お相撲さんは、大きい」「太っているだけでなく、意外と筋肉が強かった」「負けて悔しかった」などの感想もありました。

 質問コーナーもありました。「まわしを洗わないのは、どうしてですか」という質問には、「師匠が死ぬまで洗ってはならないということになっているんだよ。清潔に保つために、天日干しをしたり工夫しているよ」と丁寧に答えていただきました。

 最後には、錣山親方から湯飲みのサプライズプレゼントもあり、素晴らしい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

*4月の「大相撲藤沢場所」はこちらのページに詳しくあります。ご覧ください。

*朝日新聞に取り上げられました。

*神奈川新聞に取り上げられました。