6年 情報機器取り扱い特別授業

2015年9月7日

今日は藤沢警察署の方を講師にお招きして、情報機器の取扱いについて特別授業を行いました。

最近はスマートフォンやパソコンの普及により、子どもでも気軽に高性能な情報機器を手にすることができるようになりました。
便利である反面、そこにはリスクがあることを十分に知っておく必要があります。
現在、もしくは近い将来、子どもたちの多くが経験する情報機器の取扱いについて、今回はその考える機会になればと期待しています。

まず、はじめに15分ほどのビデオを見ました。
このビデオでは、スマートフォンでのトラブルがドラマ仕立てになっており、個人情報や写真の流出、自動でインストールされてしまうアプリやウイルス、SNSでのトラブル、ワンクリック詐欺のような実例を知ることができました。

こうしたトラブルは情報機器に関する知識不足はもちろん、リスクの重大性を知らないことで起こり得るトラブルです。警察官の方から語られる実話には、子どもたちも非常に興味を持って聞いていました。

その後、万引きや窃盗、危険ドラッグ、不審者についても話があり、最後に質問タイムの時間が設けられました。

「迷惑メールがたくさん来たとき、どうしたら良いですか?」
「(個人を特定されると恐いので)本名以外の名前や適当な住所でLINEに登録したら、犯罪になりますか?」
「危険ドラッグってどこから来るんですか?」

様々な質問が出たことは、こうした問題が子どもにとってどれだけ身近であるかわかります。
実際のケースを目の当たりにすることで、その恐さを知り、今後の生活に役立てて欲しいと思います。
 
最後に授業を終えての感想を一部掲載します。

●スマートフォンは便利だけど、こわい、あぶないものということがわかった。

●情報機器は少しの間違えで、知らない人に自分の住所などを知られて大変なことが起こってしまうことがわかりました。

●何かをインストールする時は、ちゃんと確かめてからやろうと思いました。

●LINEとかで、知らない人に友達になってください!と言われても無視する。電話でも、番号は非通知だったら出ない。どう間違っても個人情報は絶対に書き込んだりしない。

●今、犯罪は増えていて、たくさんの人が悪い大人の人に誘われて、悪い方向にはしってしまうケースが増えているので、これからも少しでもおかしいと思うことがあったら、絶対に家族に相談したほうがいいと思いました。