学びの森プロジェクト4

2012年11月22日

今週は11月14日(木)に、ミニ蓮池グループは16日(金)に活動しました。

生きものグループは人数が一番多いので、さらに「道」、「トカゲ」、「鳥・昆虫」の3つのグループに分かれて、活動計画を練りあげました。どこに観察路を作ろうか決めたり、鳥の巣箱や昆虫が集まる腐葉土置き場、トカゲのすみかの石積みを作ろうと話し合っていました。計画がより具体的になってきているので、そろそろ活動に取りかかれそうですね。

学びの森グループは、先週に引き続き、学びの森

植物グループは、ハマボウフウの苗に肥料と水をやりました。ハマボウフウとは海岸の砂地に自生する植物なのですが、日本各地で減り続けている様子です。湘南の海岸にもこのハマボウフウを復活させようと中高の理科研究部の先輩が大事に育ててきた苗を、小学校の学びの森にもどうぞと先週届けてくれました。このハマボウフウ、食用や薬用に人気があり、採り尽くされてしまったことが減少の原因の一つとか。学びの森にしっかり根付かせ増やしていきたいものです。 

ミニ蓮池グループは、始めに5年生が相原農場からいただいてきた田んぼの土と水を学びの森の田んぼに入れました。土や水の中のプランクトンなどの微生物が、田んぼの土や水を豊かにしくれるのではと期待しています。                                                      次に池の水質検査をしました。井戸水用の検査キットを使って、池の水の成分を5項目に渡って調べました。検査結果は写真の通り。さて、この結果は池の水がどのような状態であるといえるのでしょうか。藤沢メダカを放流しても大丈夫なのか?については、次回の課題となりました。

上級生が活動する横で、1・2年生の生きものみっけグループの子どもたちも、池や林の様子をはりきって観察していました。先週は学びの森の木に、ヒヨドリともう1種類小さな鳥がやってきたそうです。 ツグミでは?という情報もあり、これからどんな鳥が集まってくるのか楽しみです。