防災避難訓練
本日、今年度2回目となる防災避難訓練を実施致しました。
災害時にどのような動きをしたらよいか、避難の時に注意することは何かなど、基本的なことをおさえていきます。今回は、相模湾沖で地震が起き、その後「津波警報発令」を想定して新校舎の3階へ避難する訓練を行いました。
子どもたちには以下の4つのことができるように、事前、実施中、事後に指導を行います。
①机の下に避難して身を守ること
②防災頭巾をしっかりとかぶること
③「おかしも」を遂行すること
④避難経路を間違えずに通ること
実際に災害が起きた時のことを想定しての訓練なので、私語やふざけた行動は禁止です。
9時50分頃・・・
ゴゴゴ・・・ゴゴゴ・・・(※放送)
「訓練、訓練。地震が起きています。机の下に避難して下さい。外にいる児童は、安全な場所に移動し、避難してください。」
すばやく机の下に移動する子どもたち。1年生のみんなもちゃんと頭巾をかぶり、机の下へ。
しっかりと机の脚を手で握って、身をかがめていました。
その後、津波警報が発令されると、子どもたちは担任の先生と共に3階の避難場所へ。
その際「おかしも」についてもしっかり守ることが出来ていました。
(※「おかしも」とは「おさない」「かけない」「しゃべらない」「もどらない」)
全校児童が避難場所の3階に着いてから5~10分ほど静かに待機します。この「じっと待つ」という状態を保つことも一つの訓練です。実際に避難することになった場合は、10分以上待機することになるでしょう。そのような事態も想定して「待つ」訓練も行います。
照明も全て消え、静かで、そしてみんな真剣な表情。
普段と違った雰囲気の中、6年生は1年生が安心できるように寄り添い、2年生から5年生も静かに待っていました。
最後に、校長先生からのお話があり、今回の「避難訓練」は終了しました。
災害はいつ来るかわかりません。
万が一の事態が起きた際、迅速に行動ができるように、本校では今後も定期的に「避難訓練」を実施していきます。