全学合同防災避難訓練
9月27日、湘南学園の園児・児童・生徒、教職員で一斉に行う全学合同の避難訓練を実施しました。
湘南学園は、その地域性もあって、地震・津波発生時の避難訓練を定期的に実施しています。非常食など災害時の備えは充実してきましたが、実際に地震や津波が起こった際に、自分の身を守る「迅速な行動」を身につけておく必要があります。
年齢の低い幼稚園や小学校においては、避難訓練だけでなく、引き渡し訓練、方面別下校等も年に数回実施しています。また、小学校では、児童調査票へ下校ルートを記載してもらっており、中高では、各ご家庭より「登下校シート」をご提出していただき、登下校のルートを確認するとともに、大震災が起こったときに一人ひとりの生徒がどのように行動するかを報告してもらっています。
この日、午前10時5分、地震発生の放送が流れると園児・児童・生徒が一斉に身を屈めました。その後、津波警報の発令が放送で伝えられると、全員が避難を開始。中高の生徒は屋上へ。小学校の児童は小学校校舎3階へ。幼稚園児はセンターエリアの大会議室(3F)へ。
小学校では、4回目の防災訓練。今までの訓練を活かして、全児童迅速に行動をしていました。6年生もしっかりと1年生をサポートして、「お(おさない)」「か(かけない)」「し(しゃべらない)」「も(もどらない)」を守っていました。
グラウンドではその時間、幼稚園児と高校3年生がいたので、高校生が園児と共に避難場所へ移動していく光景も見られました。高2の時に幼稚園訪問実習で2回訪れていたこともあって、顔見知りの園児がいたかもしれません。園児たちにとって高校生は頼もしく映ったのではないでしょうか。
園児・児童・生徒、教職員の全員の避難が無事確認され、今回の避難訓練は終了しました。実際に災害が起こった場合は、湘南学園関係者だけでなく、地域の方々も湘南学園へ避難してきます。たくさんの人がいる状況でも、迅速に行動ができるように、本校では今後も定期的に「避難訓練」を実施していきます。