2016年度 たいいく表現まつり レポート1

2016年10月10日

 天候の都合で、土曜日から月曜日へと開催が延期された「たいいく表現まつり」。この日は天候に恵まれ、みんなが待ちに待った「たいいく表現まつり」が開催されました。

 本校では運動会を「たいいく表現まつり」として、1年生から6年生まで民舞に取り組む「表現の部」と競技種目で競い合う「運動の部」で構成しています。子どもたちは休み時間にも練習をし、中には家に帰ってからも民舞の振り付けの練習をする子もいます。本校において、この「たいいく表現まつり」はとても大きな行事です。児童一人ひとりが一生懸命頑張っているのはもちろんですが、学級・学年・学校全体が一つになって創り上げていきます。

 朝、登校してくる子どもたちには明るい笑顔が見られ、雰囲気もよく、素晴らしい一日になりそうです。

 執行委員長による「はじめの言葉」により、いよいよ「たいいく表現まつり」がスタート!

「今年度のテーマは『星』と書いて『スター』です!
走りが得意な人は走りで、踊りが得意な人は踊りで、応援が得意な人は応援で、自分が輝けるところで一人ひとりが星(スター)のように輝けるようにと、このテーマを考えました。練習してきた踊りやクラス全員で練習してきた成果を出せるように、そして、みなさん一人ひとりが輝けるようにがんばりましょう。これから2016年度たいいく表現まつりを始めます!」



前年度優勝した赤組より優勝旗、優勝カップの返還と学園長からの挨拶に続き、選手宣誓です。

「宣誓!
我々選手一同は、スポーツマンシップにのっとり、
太陽のように燃える心と、
湘南の風のようにさわやかなプレーで、
この大グラウンドを、感動の渦にまきこみます。

今日まで、ぼくたち、私たちを指導し、
励ましてくださった先生方、
悩んだときに温かく見守ってくれた家族のみなさんへ、
感謝の気持ちをこめて、全力でがんばります。

ぼくたち、私たち、湘南学園小学生は、
一人ひとりが輝く「星(スター)」となることを、
ここに宣言します。」


続いて応援合戦です。応援合戦では元気いっぱいの声が聴こえてきます。赤組・青組・黄組、各色ともに工夫を凝らした応援には毎年感心させられます。みんなを盛り上げるべく、応援団は精一杯の声で鼓舞。徐々に子どもたちも気合が入ってきます。


はじめのつどいの後には「表現の部」です。
「表現の部」では、毎日のように練習してきた「民舞」の披露となります。




1年生は、沖縄県で踊られている「エイサー」から2曲を踊ります。
1曲目は「遊び庭(あしびなー)」、2曲目は「七月エイサー待ちかんてぃ」です。
クラスカラーのうっちゃきに、自分たちで模様を付け、手作りのサージを巻いてもらい、これで準備はばっちり!

ドキドキ・・・初めてのたいいく表現まつり。
元気いっぱい頑張ります。




2年生は、花笠踊りに挑戦しました。
山形県の伝統的な踊りで、山形の花である「紅花」をあしらった笠を使います。
『大きく動かす。しっかり止める。心を一つに。』
を意識して練習に取り組みました。




3年生は、宮城県の「はねこ踊り」を踊ります。
はじめは、テンポの速い音楽に四苦八苦。まるで、音楽に踊らされているようでした。
しかし、日々の練習の積み重ねのおかげで、躍動的に踊れるようになりました。
少し難しい隊形移動にも挑戦しましたので、そこにも注目です




4年生は、岩手県の伝統的な踊りである「七頭舞」に挑戦します。
一人ひとりが想いを込めて作った太刀を持ち、一生懸命踊ります。
独特なリズム、動きに苦戦しましたが、かっこいい踊りが完成しました。




「御神楽(みかぐら)」は、岩手県から宮城県にかけて古くから伝わる、農民が豊作を願い、神様に掲げる踊りです。
スピーディーな太鼓のリズムに合わせて、扇や錫杖を巧みに操ります。簡単そうに見えますが、この手具操作は非常に難しく、コツを掴むのにも、踊りと太鼓に合わせるのにも大変苦労しました。
自分と向き合い、みんなと心を合わせ、「舞う」「奏でる」・・・ここにいる5年生にしか作れない「御神楽の世界」を表現します。


「表現」の部の最後を飾るのは6年生の「湘南ソーラン節」!





北海道の稚内から発信された、全国的に有名な南中ソーラン。
主に「波・風」を表現しながら、湘南学園オリジナルの南中ソーランを踊ります。
腰を低く保つため、全身が筋肉痛になりながらも、今日まで一生懸命練習してきました。
6年生みんなで心を一つに力いっぱい踊ります。
6年間の集大成である、湘南ソーラン。最後の舞の披露です。




みんな練習した成果を存分に発揮してくれました。どの学年もとても素晴らしい踊りを披露してくれました!