煙小屋体験

2016年11月14日

 本校では、万が一のために備えて「防災」「安全」についての理解を深める様々な取り組みを行っております。

 先日、藤沢消防署のご協力のもと、1年生と4年生が「煙小屋体験」を行いました。この「煙小屋体験」は、災害時に煙が発生したときにどのような状況になるかを体験し、どのような対応をすればよいかを理解することで、万が一災害にあってしまった際にも同じように行動できるようにすることが目的となります。本校では在学中の6年間で2度この体験をします。


 火事の時にもっとも恐いのは、“火”より“煙”だそうです。煙を吸い込みすぎて、体が動かなくなって逃げ遅れてしまうケースも多いのです。

「煙を吸わないためには低い姿勢になりましょう」
煙は高いところよりも低いところの方が少ないため、避難する際には身をかがめて動くことが肝心です。
 
「煙を吸い込まないように口と鼻をハンカチ等で覆いましょう」
油断すると煙はすぐに体内に入ってきます。あわてず冷静に口と鼻を覆うことも大切です。




 小屋の中はほぼ真っ白で、出口の光がわずかに見えるのが救いといった状態です。1年生は初めての体験ということで、不安な様子いっぱいでしたが、しっかり口と鼻をハンカチで押さえ、身をかがめて小屋に入っていく姿には感心しました。

 この体験を通して煙の恐ろしさを実感して、本当に災害にあった際にすばやく適切な行動ができることを期待しています。


本校では安全意識を高めるために様々な取り組みを実施しています。
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